【クロッカスステークス予想2024】前走好走馬が不振の難解レース

今週土曜東京10レースは芝1400mで行われる3歳リステッドレースのクロッカスステークスが開催されます。

過去5年のデータをみると、前走で1, 2着だった馬が苦戦しており、2020年の6番人気馬のハーモニーマゼランがジュニアカップ2着から2着に食い込んで以降は、連に絡めていません。

今年の登録馬では前走の京王杯2歳Sで2着に入っており、ここでは格上とも思えるリオンディーズ産駒のロジリオンにとってはうれしくないデータかもしれません。

対して前走3着だった馬には相性がいいレースとなっており、フロステッド産駒のジャスパーノワールは前走の中京2歳Sで3着からの参戦と、前走1番人気を狙うという意味でも今回は狙い目といえそうです。

人気薄では前走で1勝クラスを9番人気ながら3着に入ったイスラボニータ産駒のイサチルシーサイドも期待が持てる1頭となりそうです。

騎手で見ると外国人騎手が勝ち負けするケースが多く、今年はミッキーロケット産駒のヴェルトラウムにピーヒュレク騎手、インヴィンシブルスピリット産駒のスピリットガイドに、先日AJCCでJRA重賞初勝利を挙げたキング騎手、前走の朝日杯FSでは距離が長かったのか8着に敗れたダノンマッキンリーにルメール騎手がそれぞれ騎乗予定となっており、これらの馬にも警戒が必要と言えるでしょう。

2020年の勝ち馬ラウダシオン以降はG1で勝ち負けを演じられる馬が出てきていませんが、今年は久しぶりの大物誕生なるかどうか注目ですね。