【JRA札幌記念2022予想】展開が一番嵌まる穴馬は?夏の札幌が得意なあの馬!

記事「【JRA札幌記念2022予想】展開が一番嵌まる穴馬は?夏の札幌が得意なあの馬!」のサムネイル画像

今週の札幌競馬場のメインは、G2札幌記念です。今年はソダシを筆頭にG1馬が5頭、G1・2着のある馬が3頭と実績馬が多数参戦。レベルが高いレースが繰り広げられそうです。

ただ、メンバーを見てみるとパンサラッサを筆頭に、ジャックドール、ユニコーンライオンなど逃げ馬が揃い、ソダシも2000mなら前目の競馬をするでしょう。小回りながらも結構前にとっては厳しい競馬になりそうな気配で、実績よりも展開面の力が左右するかたちとなりそうです。

その観点で見て注目したいのが、5歳牡馬のアンティシペイトです。アンティシペイトは前走七夕賞に出走し2番人気で3着に好走。2着馬は春の天皇賞・4着のヒートオンビートで、これに0秒1差の3着なら大善戦。

アンティシペイト自身、2走前から始めた捲り競馬が合うようで、前走は捲りでの初めての重賞ながら結果を残しました。札幌記念ではさらなる上積みはあるでしょうし、札幌は直線が短いので捲り戦法に合う競馬場と言えます。また、今回ハイレベルな前に厳しいレース展開が予想されるため、4角あたりではばらける展開になる可能性は高く、この馬向きの展開になりそうな気配は十分。

さらに北海道の夏馬と言ってもいいほどこの時期の札幌で実績を残していて、ここ2年連続で8月開催時にそれぞれ1度ずつレースを使い、両方とも勝利しています。実績よりも展開面の向き不向き、夏の札幌の適性の高さ、上積み十分のここは、勝ち負けを演じる可能性は高いはず。

ということで今年の札幌記念は、G1・5頭とハイレベルな好メンバーの中、夏の札幌得意で上積みもあるアンティシペイトの激走に期待したいと思います。