【JRAエプソムカップ2023予想】穴で狙いたいのは〝1800m巧者〟のアノ馬だ

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今週の日曜日、東京競馬場では名物重賞エプソムカップが行われます。先週で東京競馬場でのG1・5連戦が終わり、宝塚記念を控えて春のG1戦線も終盤戦。ここはグランプリ前の小休憩という時期ではありますが、秋の飛躍を狙う中距離重賞常連馬達が今年も集結しました。

その中で注目しているのは、ザファクター産駒の4歳牡馬ショウナンマグマです。

G1・5連戦の結果を見てもそうですが、東京競馬場は直線が長いので、逃げ・先行馬よりも差し・追い込み馬が上位に来ているイメージ。ただ、エプソムカップに関しては過去10年の結果を見てみると前目が優勢。

過去10年で3着以内に入った30頭の中には、逃げ先行して粘りこんだ馬が意外に多く、道中3番手以内だった馬が12頭もいるのです。今年の出走馬を見てみても、近走逃げて3着以内を3戦連続で続けているマテンロウスカイがハナを切る展開になりそうですが、その他の有力馬はほとんどが差し追い込み馬ということで、今年も意外に逃げ先行馬が残る展開になりそうで、それならば先行脚質のショウナンマグマに展開利が見込めそうなのです。

さらにショウナンマグマは1800mの申し子と言っていいほど1800mの距離を得意としています。これまで5戦して3勝2着1回という成績ですが、そのいずれも1800mの距離。また、唯一連対を外したのが今年の中山記念で、この時はシュネルマイスターやヒシイグアスなどの中距離重賞戦線の有力馬と戦って差のない競馬ができています。

今回のメンバーは中山記念のメンバーと比べると実績は下の馬が多いので、相手関係を考えれば結果を残す可能性は十分にあるでしょう。

ということで、今年のエプソムカップは展開利が見込める1800mの申し子ショウナンマグマが先行抜け出しで初重賞制覇を果たしてくれることに期待して応援したいと思います。