【オーシャンS予想2022】穴馬の台頭もあり得る波乱レース!狙いたい穴馬とは?

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今週土曜メインレースは勝ち馬に高松宮記念への優先出走権が与えられるG3のオーシャンSです。フルゲート16頭に対して登録15頭となっており、全馬出走可能と今年はなっています。

過去5年のデータでは1番人気馬が完勝するケースが多いですが、二桁人気馬の大駆けもあり、トレンドが読みにくいレースとなっており、今年は展開面も含め予想が難しいところです。

スプリント戦ということもあり、特にハナを切る逃げ馬がカギを握るレースとなりますが、今年はファストフォース、ビアンフェが登録しており、ともに逃げて重賞制覇を成し遂げてきている馬だけに、先行争いはかなり激化することが予想されます。

また重賞勝利こそないものの、オープン実績はあるデトロイトテソーロも逃げて結果を残してきている1頭で、後方待機馬に今回は展開が向くように思えます。

上位人気想定ではマリアズハートとナランフレグあたりが後方待機策から末脚勝負を挑む展開が予想されますが、マリアズハートは中山の芝コース実績が【3-3-0-1】とかなりの安定感を誇るのに対して、ナランフレグは【0-0-0-3】と極端ともいえる苦手なコースともいえ、阪神芝コースのタンザナイトS勝ちもあることから、右回りで坂があるコースを苦にするとは考えにくいところですが、中山競馬場の舞台で上位人気となると嫌いたいところです。

二桁人気馬の台頭もあるレースということから、マリアズハートは馬券検討には加えておきたいところですが、推奨したいのが石川騎手で参戦を予定しているダイワメジャー産駒のサヴォワールエメです。

昨年は小倉芝1200mで行われたテレQ杯(3勝クラス)、阪神芝1200mのオパールS(リステッド)を2連勝でオープン勝利を挙げました。京阪杯、シルクロードSと二桁着順が続く惨敗が続いており、やや安定感に欠けるところはありますが、前走凡走でストレス疲労が抜けているなら3着以内に食い込む可能性は十分。芝1200m実績も【2-0-1-4】と悪くないだけに、狙うなら今回といえるかもしれません。

母系にカロ系とブラッシンググルーム系を持っており、タフな流れに対応出来る血統背景も魅力。ここ4戦先行しており前向きさも見せており、そろそろ走り時と感じます。