JRAローズS（2021）の狙い目穴馬は、安定した“先行力”が魅力のアノ馬！

中京の日曜メインは、秋華賞トライアルの「ローズS」です。夏を越して成長してくる馬も多く、各馬の評価が難しいところですが、今年はそんな中でも特に成長を感じた馬を狙ってみたいと思います。

今回最有力視したい馬は、アンドヴァラナウトです。

前走の出雲崎特別ではスタートから終始好位を追走し、直線抜け出して快勝。2着以下は差し・追い込み勢が中心のハイペースという中、先行してこの着差は強い内容です。

2走前の1勝クラスでは、勝ち馬のプログノーシスに3馬身突き放される2着でしたが、マイル適性の差を加味すれば悲観する必要はありませんし、アンドヴァラナウト自身の走破時計も悪くありません。

折り合い面の課題があるのであまりスロー過ぎる展開は不安ですが、好位で折り合って自分のリズムで運べれば、ここでも勝ち負けになる1頭であると感じます。ここへ来て着実に力をつけてきている期待の1頭ということで、アンドヴァラナウトを本命視したいと思います。

続いて相手ですが、先日公開した過去10年のデータと傾向でも述べたように、同レースは非常に波乱傾向の強い一戦ということで、今回はオススメの穴馬を1頭紹介したいと思います。

その馬は、ストゥーティです。

前走の1勝クラスをようやく快勝と勝ち味に遅い面があるものの、今年のチューリップ賞・3着、桜花賞・7着とレベルの高いレースで善戦しており、常に相手なりの競馬ができるという印象です。桜花賞ではうまくスタートを出して逃げており、ソダシ相手に先手を取り切る先行力がある点も魅力です。馬場の良い今の中京においてこの安定した先行力はアドバンテージとなりそうです。

週末は天気が崩れそうですが、前走は不良馬場で快勝しており、大きなマイナス要素とはならなそうな点も好材料。重い馬場で後続に脚を使わせるミドルペース以上のペースなら、しぶとく残る可能性は高いと感じます。

ということで今年のローズSは本命アンドヴァラナウト、穴馬にはストゥーティを絶対におさえておくという前残り予想の馬券で勝負したいと思います。