【フィリピンT予想2021】素質を秘めた3歳馬2頭が古馬と初対戦

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今週日曜小倉の10レースに組まれているのは、3歳以上の2勝馬クラスの特別戦・フィリピントロフィーです。開催条件がころころ変わっているレースになっていますが、今年は小倉芝1800mで開催されます。

フルゲート16頭に登録14頭とやや少な目の頭数にはなりそうですが、先々楽しめそうな素質の持ち主2頭が参戦予定で注目してみました。

一頭目は近親に日本ダービー馬のマカヒキがいる、ドゥラメンテ産駒の3歳馬・ジュンブルースカイ、そしてもう一頭がマイル前後の芝で今後の飛躍が期待できそうなエピファネイア産駒の3歳馬・スパークルで、いずれも4ヶ月ぶりの実戦復帰となります。

ジュンブルースカイはデビュー戦の芝2000mを快勝後、先日のラジオNIKKEI賞でも上位人気に支持されたシュヴァリエローズ相手に萩Sで2着、後にホープフルSを制したダノンザキッド相手に東スポ杯2歳Sで3着と、重賞戦線でも勝ち負けできるところまで来ていましたが、その後朝日杯FS12着と大敗し、条件戦にしぼって参戦し、前走でようやく2勝目を挙げています。
前走騎乗の川田騎手がスパークルに騎乗予定のため、福永騎手で参戦予定となっています。

一方のスパークルはデビュー戦から川田騎手が騎乗して2戦目で未勝利脱出を果たして後は、白菊賞、白梅賞を連続2着と2勝目まで後一歩となってから3戦目でようやく2勝目を挙げ、オープン入り初戦となったNZTでは6番人気支持となりましたが、流れ込む形での9着と敗れています。

いずれも古馬との対戦は初めてかつ休み明けということもあり、不安材料も多いですが、先々芝マイルから2000m路線で活躍が見込めそうな期待馬たちですので、上位人気が想定されていますが、期待したいところです。