【ジャパンカップ2022予想】粗品は穴狙いか?〝大番狂わせ〟起きる流れ

本命馬が惨敗続きのギャンブル大好き芸人の霜降り明星・粗品。ことごとく予想を外す逆神ぶりから、“粗品の呪い”として多くの競馬ファンから恐れられていたが、今はむしろ彼の盛大な負けっぷりを見て笑うが一つの楽しみとなっているファンも多いことだろう。

先週のマイルCSでは「ソダシ以外買う」という予想のもと、シュネルマイスター、サリオス、ソウルラッシュの3頭を1・2着に、3着をソダシ以外全部買うという3連単のフォーメーションで勝負するも、1・2着に入れた3頭全てが馬券圏外に敗れ惨敗。消したソダシも3着に善戦しており、先週も見事な“逆神ぶり”で予想を外してくれた。

ただ、先日のサッカーW杯では「本命・日本」と予想し、結果見事日本が優勝。W杯の結果予想を的中させている。先月は京都大賞典、秋華賞と連続で重賞レースの3連単を的中させており、全く的中しないというわけではない。

気になるのは秋の大一番となる「ジャパンC」の予想だが、果たしてどのような予想を展開するのか。昨年は10番人気のサンレイポケットを本命視し、結果4着。伏兵の台頭を期待した予想を展開したが「結局上位人気で決着」という結果に終わった。ジャパンCの過去の傾向からもわかるように、同レースは堅実決着傾向が強め。こういうレースは比較的穴を狙う傾向にある粗品。今回も穴を狙ってくる可能性は高いと見る。

昨年のサンレイポケットと同等クラスの伏兵馬なら、ボッケリーニ、テュネス、ハーツイストワール、テーオーロイヤルあたりの中穴クラスの穴馬たちが当てはまるか。

この中で面白そうなのはドイツ産の3歳牡馬、テュネスだ。先日のサッカーW杯・日本VSドイツ戦では、優勝4回を誇るドイツ代表を日本が2-1で撃破し、“大番狂わせ”の結果となった。この馬が国内最高峰のG1ジャパンCを制し、ドイツのリベンジを果たしてくれる、なんてこともあり得るかもしれない。

また、22日に行われたアルゼンチンvsサウジアラビア戦では、36戦無敗の南米王者アルゼンチンを、今大会の出場チームの中でランキングが2番目に低いサウジアラビアが降し、こちらも“大番狂わせ”の結果となった。今週は大きな大会での大番狂わせが目立っており、この流れが続けば堅実決着傾向が強いジャパンCでも同様に大番狂わせが起きる可能性はありそうだ。粗品が大穴狙いをしてくるなら、これは“逆に流れに乗っている”と判断して、彼の予想にのってみるのも手かもしれない。