【御陵ステークス予想2023】良血ミラクルティアラ、2戦目でクラス突破なるか?

今週土曜京都10レースは3歳以上3勝クラスの特別戦、御陵ステークスが開催です。2020年から昨年までは該当のレースがないため、過去のデータは参考になりづらいレースとなっています。

メンバーを見ますと前走で二桁着順を喫したエメヴィベールとバハルダールの2頭を除けば、前走で2勝クラスを突破した馬も含めて前走6着以内に好走してきた馬の参戦が多く見られます。

オッズも割れそうなメンバー構成ですが、血統面から期待したいのは母にダート重賞で活躍したミラクルレジェンドを持つヘニーヒューズ産駒のミラクルティアラで、勝ち味に遅い面はあるもののダート短距離から中距離まで幅広く活躍できそうな1頭です。

栗東・加用厩舎の管理馬で昨年12月に牝馬限定のダート1200m戦を勝利した後は短距離に絞って参戦してきましたが、4月に行われたオープンの端午ステークスで2番人気支持を受けたものの10着大敗を喫してしまいました。

その後休み明けからはマイル以上に切り替えたのが功を奏したか、ダート1700mの大通公園特別を制し、続く前走のトルマリンステークスでは8番人気と人気はなかったものの2着と、休み明けからは2戦とも逃げを選択して結果を残すなど、新たな一面を見せており、控える競馬もできるだけに多頭数でも安心感のある1頭です。

川田騎手を確保したエピファネイア産駒のセイクリッドガイズや武豊騎手が騎乗するアロゲート産駒のジュタロウも強敵となりそうですが、来年には地方交流重賞を母同様に沸かせそうな良血が2戦目で3勝クラス突破なるか注目したいですね。