グランアレグリアは天皇賞秋へ、“距離の壁”突破できるか?

今年のヴィクトリアマイルを4馬身差で圧勝し、G1・5勝目を果たしたグランアレグリア(牝5、藤沢和雄厩舎)は、10月31日に東京競馬場で行われる天皇賞・秋(G1、芝2000m)から始動することが明らかになった。28日、所有するサンデーサラブレッドクラブがホームページで発表した。

前走の安田記念で2着に惜敗後、福島県のノーザンファーム天栄で休養。2000mは4月の大阪杯(4着)ぶりの再挑戦となる。

2走前のヴィクトリアマイル後は、「大阪杯はスタンド前の発走。東京なら1コーナーだし、(2000mでも)もちそうな気がする」と、藤沢調教師もコメントしており、鞍上のC.ルメール騎手も「良馬場なら2000mのG1を勝てるレベルにあります」と強気な姿勢を示している。

前走はこれまでで最短のレース間隔となる中2週だったが、今回は中6週としっかり間隔を取っての参戦となる。ここを勝てば今後の選択肢の幅も広くなるだろう。はたして"距離の壁"を克服できるのか、大いに注目される。