【大沼S予想2020】賞金加算が命題?秋に備えたい函館巧者の実績馬が多数集結

使いたいレースに使えないというのは陣営として歯がゆさを感じるところだと思われますが、ダートのオープンクラスとなると収得賞金の高い古豪も多くひしめいているため、オープンクラス登りたての若手は中々思うようにローテーションが組み立てられず辛い思いをしているのではないでしょうか。

今週日曜函館メインに組まれているリステッドレース・大沼ステークスは、ダート重賞で勝ち負けできるレベルの馬たちが多数参戦してきました。上位陣は帝王賞参加もしくは夏休みといった時期のため、収得賞金を積み上げたい競走馬たちにとってうってつけのレースと言えますが、勝ち馬のみにしか賞金が加算されないため激戦が予想されます。

昨年このレースを5馬身差圧勝で勝利したリアンヴェリテは久しぶりに手綱が戻る国分恭介騎手を鞍上に迎え今年も参戦します。他にも今年の佐賀記念を制した4歳馬ナムラカメタローは引き続き石川騎手と、昨年のエルムSでモズアトラクションの2着に食い込んだハイランドピークは横山武史騎手との新コンビで挑みます。

対して新星組のブレイクランアウト産駒ロードアクシスは今回がオープン2戦目となることでペース慣れも見込めるだけに今回侮れない1頭ではないかと見ています。

また、上位人気に推されそうな馬たちにいずれも函館実績があるため、馬券で波乱は期待しづらい面もあるかもしれませんが、秋に向けてどの馬が一歩抜け出すのか注目のレースとなりそうです。