阪急杯(2018)の予想オッズと過去データから傾向を分析！

阪神競馬場の芝1400mで行われる阪急杯は、高松宮記念や安田記念といった春の短距離戦線の大舞台に向けて叩き台ともなる重要な一戦。昨年は人気薄関西馬が248万馬券を演出するなどの大波乱があり、後の高松宮記念に繋がるレースにはなりませんでしたが、傾向としては次走のG1を意識したいレースに違いはないと思います。

今回は過去10年間のデータをもとに人気や脚質といった基本的なカテゴリーを中心に阪急杯の傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が堅実、9番人気以下＆単勝オッズ30倍以上からは連対馬ゼロ

1番人気は2勝のみと勝ちきれておりませんが、1,2,4番人気は全て複勝率が50%と基本的には上位人気馬が強い競馬をする傾向にあります。中でも「4番人気」は連対率が50%と好成績です。

昨年のように時々穴馬の激走もありますが、9番人気以下からは連対馬がゼロ、単勝オッズ30倍以上からも連対馬がゼロとなっており、穴馬の選出はこのあたりが目安となりそうです。

【該当馬】4番人気（下記「予想オッズ」を参考）：
ディバインコード

予想オッズ

上記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」＆「差し馬」が好走傾向に

コースは阪神競馬場の芝1400m。1200mのスタート地点から200m後ろに引いた2コーナー奥のポケットからスタートし、3コーナーまでの距離は443mと長め。最初の長い直線でそれぞれポジションを確保できるため枠順にはさほどこだわる必要はありませんが、データでは1,2枠の成績が良く、「内枠」が好走しております。

脚質は最多の4勝をあげている「差し馬」が好成績。ラスト200mから100mの間に勾配のキツイ坂があり、下り坂で勢いに乗っての外から、もしくはバラけた馬群のインを突いての差しが決まる傾向にあります。

【該当馬】差し馬：
レッドファルクス
モズアスコット
カラクレナイ
ミッキーラブソング
ペイシャフェリシタ
ユキノアイオロス
マイネルバールマン
コスモドーム
タイムトリップ
コロマンデル

■馬体重は「-3kg～+9kg」が好走傾向に

馬体重は最多の5勝ずつをあげている「-3～+3kg」と「+4～+9kg」が好走しており、全体的には馬体重が増えている馬の好走が多いです。

■「5歳」＆「関西馬」に注目

最多の6勝をあげている「5歳」が好走傾向にあります。牝馬は勝ち星はゼロですが、2,3着までなら。所属は「関西馬」が中心となります。

【該当馬】関西の5歳馬：
シュウジ
ダイアナヘイロー

■前走が「阪神カップ」だった馬に注目

前走は最多の3勝をあげている「阪神カップ」に注目。前走着順は大敗馬の巻き返しも多く、そこまで気にしなくても良さそうです。

【該当馬】前走が阪神カップだった馬：
モズアスコット（4着）
モーニン（6着）
ムーンクレスト（8着）
アポロシンザン（14着）

■騎手は「浜中俊」＆「岩田康誠」に注目

騎手は最多の2勝ずつをあげている「浜中俊」と「岩田康誠」に注目。

【該当馬】浜中俊騎手の騎乗予定馬：
モーニン

岩田康誠騎手の騎乗予定馬：
ディバインコード