コロナ禍でも好況のホッカイドウ競馬
2021年に入ってもコロナ禍が続く中、中央競馬、地方競馬ともに開催自体は継続できており、平日、週末に競馬を楽しめる環境はステイホームでも保たれているのが救いといえます。
マスクを外してみんなで競馬を生で楽しめる日がいつになったらまた訪れるのかはまだまだ先の話にはなりそうですが、地方競馬の中でもホッカイドウ競馬は今年も好況が続いています。
今年は全82日間の開催を予定しており、今月3日にちょうど半分の日程を消化しています。
新型コロナウイルス感染拡大防止策として、5月19日から6月17日の12日間を無観客開催とし、また多くを時短営業という形で乗り切っている中、250億以上の売上を達成しており好調な数字で推移しています。
場内での売上は1億円に満たない8400万円ほどとなっていますが、インターネットを含む場外発売が好調で248億円となっており、このほかにもトリプル馬単の売上が5億9000万円ほどとなっています。
好調の一因としてあげられているのが、「1レースあたりの出走頭数の多さ」にあるようで、やはり競馬ファンは少頭数よりも多頭数のほうが面白いと考えているのではないでしょうか。
もちろん年間の番組構成なども大事になってくるわけですが、スターホースの登場も含め、JRAの競馬のみならず、地方競馬にもこれから注目していきたいですね。