【JBCクラシック2023予想】中央勢優位の勢力図、上位独占の可能性も?

記事「【JBCクラシック2023予想】中央勢優位の勢力図、上位独占の可能性も?」のサムネイル画像

今週金曜日の祝日は年に1度のダート競馬の祭典JBCが行われます。メインレースに組まれているのは、1着賞金1億円と地方では破格といえる高額で組まれているダート2000m戦のJBCクラシックです。

ウシュバテソーロがブリーダーズカップ参戦もあり不在の中、今年に入り勝ち星に恵まれないものの強敵相手に善戦が続くシニスターミニスター産駒のテーオーケインズが連覇をかけて参戦です。

松山騎手はドバイワールドカップこそマーフィー騎手への乗り替わりとなったもの、国内戦では引き続き主戦を務めています。今回の相手関係をみると、前走の帝王賞で敗れたメイショウハリオ以外には負けられない1戦といえそうです。

そのメイショウハリオですが、大井競馬場では3戦2勝3着1回と大崩れしないだけに今回も有力視されるでしょう。今年に入りフェブラリーステークスでは痛恨の出遅れを喫したものの追い込んで3着、続くかしわ記念では2番人気ながらきっちり差し切り勝利し、連勝で帝王賞も制するなど、2強オッズを形成しそうです。

牙城を崩せる新星で期待がかかるのはモレイラ騎手を確保して挑むシニスターミニスター産駒のキングズソードで、三宮ステークス、阿蘇ステークスを連勝で制していきなりの交流重賞参戦、さらに強敵相手となるだけに楽ではありませんが、まだ4歳、かつ成長力のあるシニスターミニスター産駒だけに、勢いで突き抜けるのか注目です。

そのほかにも中央からは交流重賞常連のノットゥルノ、距離延長も苦にせず交流重賞で連勝を続けるウィルソンテソーロが登録しており、今年も中央馬優位の勢力図となりそうです。