【JBCスプリント予想2023】ジャスティン、移籍後初勝利を大舞台で挙げられるか

今週の中央競馬は秋のG1戦線谷間の週となりますが、金曜祝日には大井競馬場でJBCが開催されます。盛り上がるレースが期待できそうですが、今回は10レースに組まれているJBCスプリントに注目です。

15頭が参戦を予定している中で圧倒的な1番人気が想定されるのがラニ産駒のリメイクで、武豊騎手負傷のため乗り替わりとなりますが、地元で乗り慣れている御神本騎手が騎乗ということで人気に陰りは見られなさそうです。

そのほかの中央勢では大外枠を引いたのが吉と出るか凶と出るのか判断が難しいダンシングプリンス、前走の東京盃は9着と崩れたもののダート短距離実績のあるケイアイドリー、今年に入りゴドルフィンマイル4着、さきたま杯3着、コリアスプリント3着と遠征が多い中でも安定感のあるバスラットレオンが出走を予定しています。

過去10年のデータでは2019年にブルドッグボス、2020年にサブノジュニアが勝利しており、地方馬でも勝ち負けが狙えるレース、かついずれも伏兵扱いのオッズだったこともあり期待したいのが、中央でのオープン実績もある大井所属のジャスティンです。

地方移籍後は森騎手を主戦としており、アフター5スター賞2着、東京盃3着と勝ち星に恵まれていないものの、前走の東京盃ではダート短距離路線で存在感を示すドンフランキー相手に4コーナー先頭の積極的なレースを見せており、今回も前目につけたい馬たちの参戦は多いものの、展開次第では十分勝ち負けが狙える1頭といえそうです。