JRA高田潤騎手、くも膜下出血から復帰

くも膜下出血で休業していた高田潤騎手が、今週から調教騎乗を再開したことが明らかになった。26日から滋賀・栗東トレセンで調教での騎乗を再開し、27日も3頭の稽古をつけ、順調に調教を終えた。

高田騎手は9月20日にブラックムーン(牡9、辻野泰之厩舎)に騎乗した中山1Rで勝った後、激しい頭痛があったため病院に搬送。検査の結果、くも膜下出血が判明し、そのまま入院となった。2度の検査を終えた後、異状が見つからなかったとして29日に退院したことを同日自身のツイッターで報告。先週の22日には自身のウェブコラムで、週明けには調教を再開することを報告していた。

高田騎手は1999年にJRAの騎手としてデビュー。主に障害競走で活躍し、現在までに障害重賞19勝と好成績を挙げている障害競馬の名ジョッキーだ。