【ファンタジーS予想2020】2戦2勝サルビア、九州のホープ・ヨカヨカの連勝を止められるか

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過去2年の勝ち馬であるダノンファンタジー、レシステンシアはその後2歳女王となったように出世レースの感が出てきているのが、今週土曜阪神メインレースに組まれている牝馬限定の2歳重賞・ファンタジーSです。

フルゲート18頭に登録16頭で結果的には12頭が出走となりフルゲートは割ってしまいましたがまずまずの頭数での開催となりました。

注目は九州産馬のヨカヨカで、特に前走のひまわり賞では57kgという2歳牝馬には酷な斤量を背負いながら逃げ切り勝ちで3連勝を果たしました。距離延長がカギとなりそうですが、先を考えるとマイルまではなんとか持たせたいところ。今回は54kgでの出走となることもあり1番人気が予想されています。

例年では九州産は一枚落ちるイメージがありますが、今年は一味違うのかどうかも含め、注目の1頭となっています。また、出世レースになりつつあるレースですが、今年は京都ではなく阪神競馬場で開催されることもあり、例年とは違った傾向となる可能性もあります。

その他、小倉2歳S勝ち馬のメイケイエールや函館2歳Sでは1番人気ながら13着大敗となったモンファポリといったところが注目を集めそうですが、今回取り上げてみたいのはダイワメジャー産駒のサルビアです。

半兄のアンブロークンは新潟2歳Sで2着の実績もあり、この時期から走れる血統という点と、4番手から抜け出す競馬で2連勝と、崩れることがない先行力が魅力の1頭です。

懸念材料は阪神コースとなりそうですが、阪神JF、そして桜花賞と大舞台を狙うなら克服しておかなければいけないコースだけに、再度芝1400mでのレースでコース替わりも難なくこなせるようなら、先々も楽しみな1頭です。

主戦といえる福永騎手がヨカヨカ騎乗のため、今回は幸騎手との新コンビで挑む予定となっています。

古くはスティルインラブなど、牝馬との相性もいい幸騎手への乗り替わりはネガティブな面だけではありません。重賞参戦組とヨカヨカに人気が集まるようなら馬券妙味もありそうですね。