【摩耶ステークス予想2023】狙いは休み明けの実績馬か?

今週土曜阪神10レースはダート1800mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、摩耶ステークスが開催されます。

過去5年のデータをみると2020年にテーオーケインズが勝利していますが、2020年だけは11月に別定戦として開催されており、出世レースと見るかは曖昧な向きもあります。

前走着順をみると、ここ3年は前走で2勝クラスを勝利してきた馬が勢いそのままに連対するケースが目立っており、今年の出走予定馬では幸騎手が引続き騎乗予定のトランセンド産駒の3歳牡馬メイショウモズ、兄にダート重賞で追い込み脚質でハマると怖いハピがいるレガーロ産駒の3歳牡馬アウトレンジが該当します。

特にアウトレンジは、過去に2回二桁着順大敗がある馬ということもあり、想定では人気薄となっているため、出走かなえば今年勢いがある坂井騎手が騎乗予定だけに注目の1頭です。

美浦・中野栄厩舎が管理するホッコータルマエ産駒の4歳牡馬イーサンバーニングがこのクラスで2着、4着と安定感があるだけに上位人気想定となっていますが、主戦が定まらない中で関東から遠征、加えて阪神ダートはこれまで1戦して前回も着外、また中1週と厳しいローテーションなど不安要素も少なくないだけに取捨選択が難しいところです。

このクラスで2着もあり善戦が続くエピファネイア産駒のセイクリッドゲイズは、今回2か月の休み明けとなりますが【1-1-0-1】と、休み明けだからこそ狙いたい1頭となっており、阪神ダートコースはこれまで勝ち星こそないものの【0-1-1-1】と複勝圏内なら十分狙えそうで、堺ステークス3着とこの馬の騎乗経験がある岩田望来騎手を確保できているのは強味といえそうです。