【JRAクイーンC2025予想】4年ぶりの大物誕生なるか?血統と適性面から「この馬」に注目だ

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土曜の東京メインは芝1600mで争われる3歳牝馬限定のG3「クイーンカップ」です。

過去5年間のデータをもとに見ていくと、サンデーサイレンス系とキングマンボ系の血統が3着以内に入る確率が高く、特にキングマンボ系は勝利こそないものの2着や3着に入ることが多いです。今年のメンバーではサートゥルナーリア産駒の「エストゥペンダ」や「コートアリシアン」は馬券のヒモとして要注目となります。

また、サンデーサイレンス系ではキズナ産駒の「マディソンガール」や「ショウナンザナドゥ」が人気を集めることが予想されますが、データ的にも逆わない方が無難でしょう。

一方、今年はスクリーンヒーローを父に持つモーリス産駒の1勝馬「ギフテッド」や「ロンドボス」が出走を予定していますが、血統的には少し評価が難しいところです。また、マインドユアビスケッツ産駒の「マピュース」は、前走で赤松賞を制し、新潟競馬場のデビュー戦を含めて左回りコースに強い適性を見せていますが、データ的にはどこまで通用するかが注目ポイントです。

前走の距離について見ると、過去10年で芝1600mから2000mのレースを使ってきた馬が勝利していますが、ルメール騎手騎乗予定で上位人気が予想されるアドマイヤマーズ産駒の「エンプロイダリー」は、前走で1勝クラスの芝1400mを勝利しているため、単勝での勝負は難しいかもしれません。

ここ3年はG1に直結するレースではありませんが、過去10年では2015年の2着馬「ミッキークイーン」、2016年の勝ち馬「メジャーエンブレム」、2019年の勝ち馬「クロノジェネシス」、2021年の勝ち馬「アカイトリノムスメ」など、G1馬を輩出したレースでもあります。今年は久々に大物が登場するのか、非常に楽しみなレースとなりそうです。