【長岡京ステークス2023予想】3年ぶり開催の出世レース、各世代から素質馬参戦

今週土曜京都10レースは芝1400mで行われる3歳以上3勝クラスのハンデ戦、長岡京ステークスが開催です。

ここ2年は開催がなく、2018年、2019年は芝1600m戦、2020年から1400mになるもこの年は別定戦での開催と過去5年のデータは今回どれも当てはまらないためあくまで参考程度のデータになりますが、2018年の勝ち馬には後に重賞戦線でも人気を背負うソーグリッタリング、2019年はサウンドキアラが勝利しています。いずれも1番人気だったこともあり、今年も1番人気馬が勝利するようであれば、先々も楽しめる1頭となるかもしれません。

想定では3か月の休み明け初戦となる3歳馬のキズナ産駒のイティネラートル、リオンディーズ産駒の5歳馬のショウナンアレス、前走でこのクラスで3着に入っているルーラーシップ産駒の6歳馬のグランレイあたりが注目となりそうです。

イティネラートルは阪神ジュヴェナイルフィリーズにも参戦するなど2歳時から活躍を見せていた1頭で、マイルになると厳しい戦績が続いていますが1400mまでは守備範囲という戦績。前走で逃げ切った岩田望来騎手を再度確保できているのも魅力の1頭です。

ショウナンアレスは戸崎騎手、川田騎手、松山騎手と乗り替わりが続いており、今回も再度の乗り替わりで坂井騎手とのコンビで挑む予定となっていますが、京都芝コースは2戦して2着1回3着1回と安定感ある走りを見せており、このクラスでは3着が目立ちますが、格上挑戦の阪急杯でも5着に入るなど、相手なりに走れる強味があり、今回も大崩れはしないものと思われます。

グランレイは藤懸騎手とのコンビが定着してきており、二桁着順敗退もありますが、脚質が追い込みということもありハマれば怖い1頭となっています。このクラスでは今年2月の下関ステークス2着もあり実績上位の一頭で、脚質的に展開次第ということもありますが、クラス卒業は順番待ちといったところでしょう。