【トルマリンステークス予想2023】5歳牝馬フォレストキャット、兄同様晩成タイプか?

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今週日曜京都10レースの特別戦はダート1800mで行われる別定戦、3歳以上3勝クラスのトルマリンステークスです。

過去5年のデータでは、2018年、2019年は芝1800m、2020年は芝1600m、2021年、2022年は今回と同じダート1800mですが舞台が京都競馬場ではなく阪神競馬場での開催、加えて今年は牝馬限定戦という新たな条件で組まれており、データを参考にしづらいレースとなっています。

出走予定馬をみると、3歳馬に人気が集まりそうな一戦で、1勝クラス、2勝クラスと連勝中のサーマルソアリング、母にダート重賞で活躍したミラクルレジェンドを持つヘニーヒューズ産駒のミラクルティアラあたりは注目となりそうです。

ただ、サーマルソアリング、ミラクルティアラのいずれも、上位人気に支持されて二桁着順敗退を経験しているだけに、安定感という意味では危ない人気馬といえるかもしれず、京都ダートコース経験がある古馬に今回は分があるかもしれません。

そういった意味で注目したいのがスマートファルコン産駒で兄にG1馬のインティがいるフォレストキャットです。インティと同じく遅咲きの5歳牝馬で、兄を管理していた野中厩舎所属ということもあり、これからさらに力をつけてくる印象があります。

藤岡康太騎手が主に騎乗してきた馬ですが、今回は今年のWASJを制するなど勢いのある岩田望来騎手とのコンビで挑む予定となっており、京都のダートコースは1戦して2着1回、休み明けの勝利実績もあり3ヶ月ぶりの実戦も問題なく、3歳馬に人気が集中するようであれば単勝でも狙ってみたい一頭です。