【オクトーバーステークス予想2023】上位人気の不安定なレース、今年も穴馬台頭必至か?

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今週日曜日は京都競馬場で行われる牝馬三冠最終戦の秋華賞に注目が集まりますが、裏開催となる東京競馬場では芝2000mで行われる3歳以上オープンのリステッドレース、オクトーバーステークスがメインレースとなっています。

過去5年のデータをみると、1番人気馬は一度も馬券圏内にも入れておらず、鬼門となっています。今年の上位人気想定馬では、エプソムカップで3番人気支持を受けながらも12着敗退となって以来の復帰初戦となるドゥラメンテ産駒のレインフロムヘヴン、前走の3勝クラスの特別戦のSTV賞を札幌競馬場で制して以来の競馬となるワールドエース産駒のサンストックトンなど混戦模様となっているだけに、当日のオッズ次第ですが1番人気に推しだされた馬は危険かもしれません。

続く2番人気馬も【0-1-1-3】と連対率も含めると物足りない内容となっており、さらに3番人気馬も【1-0-1-3】と安定感がないだけに、馬券検討をするうえでは人気薄の台頭は必須と思える内容となっています。

東京競馬場に舞台が変わる点とリフレッシュ効果を期待して狙ってみたいのが、美浦・栗田徹厩舎所属のハービンジャー産駒のアライバルです。今回は岩田康誠騎手との新コンビで挑む予定となっています。

前走の新潟競馬場で行われた谷川岳ステークスでは2番人気支持ながら重馬場も響いたか、勝ち馬から11馬身差離れた10着大敗となっていますが、東京の芝コースはデビュー戦で1番人気で勝利しており、前走こそ大敗となったものの、新潟競馬場では2歳時に新潟2歳Sでセリフォス相手に2着と健闘しており、左回り適性はかなり高いものがあります。

2000mへの距離延長は京成杯でオニャンコポンの4着に敗れて以来となるだけに吉と出るか凶と出るかは未知数といえそうですが、重賞実績がある割には人気が上がってこないことが予想されるだけに、レース傾向を考えても絶好のねらい目ではないでしょうか。