【羅生門ステークス2024予想】先行激化気配なら狙いは追い込み馬か?

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今週日曜京都メインレースは1着馬にフェブラリーステークス優先出走権が与えられるG2の東海ステークスですが、1つ前の10レースに組まれているのがダート1200mで行われる4歳以上3勝クラスの羅生門ステークスです。

過去5年のデータをみると2019年、2020年は京都競馬場での開催だったものの距離がダート1400mと今回と異なり、ここ3年は開催がなかっただけに、新しいレースとして予想する必要がありそうです。

カギとなる逃げ馬ですが、逃げて2勝のダノンレジェンド産駒のダノンセシボンが有力で、京都競馬場のダートコースは1戦1勝で、2か月半の休み明けも1戦して3着1回と崩れていません。今回は西村騎手とのコンビで挑む予定となっています。

同型のトランセンド産駒カフジエニアゴンも、勝ち味に遅いものの昨年10月から6戦していずれもハナを譲らないスピードを誇っており、京都競馬場のダートコースもダノンセシボンと同じく1戦1勝となっています。

先行激化を見越して追い込み馬を狙うなら、武豊騎手を確保して挑むヘニーヒューズ産駒の6歳馬ジェットエンブレムは魅力ある1頭で、このクラスではマルモリスペシャル相手に頭差2着の実績もあり、それ以降は精彩を欠く内容となっていますが、2か月半の休み明けもこの馬には理想的といえるローテで2戦1勝となっており、使い詰めよりフレッシュな状態のほうが狙いやすい1頭といえそうです。