【中山牝馬S予想2022】スライリー、2ヶ月のフレッシュ放牧で再度の大駆けなるか?

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今週土曜メインレースに組まれているのが牝馬限定G3の中山牝馬ステークスです。フルゲート16頭に登録18頭と、フルゲート必至の登録数となっています。

過去10年のデータをみると、連覇がないレースということもあり、昨年の勝ち馬のランブリングアレーの登録こそありませんが、リピーター・実績馬にも厳しいレースとも言えそうです。

出走馬を見ると牝馬限定重賞での良績でルビーカサブランカ、テルツェット、ミスニューヨークの3頭が実績馬で、特にルビーカサブランカ、ミスニューヨークはそれぞれ愛知杯勝ち、ターコイズステークス勝ちと勢いがある中での参戦となっており、ハンデ戦だけにつけいる隙はありそうですが、牙城を崩すのはなかなか難しいかもしれません。

伏兵馬の台頭も多いレースということもあり、勝利までは厳しいかもしれませんが馬券圏内の3着以内なら可能性がありそうな穴馬として推奨したいのが、オルフェーブル産駒の4歳馬スライリーです。

ここ4戦は掲示板を外す大敗が続いていますが、秋華賞5着の実績があるように、牝馬限定戦なら人気薄でこそ狙ってみたい1頭となっています。

主戦の石川騎手が引き続き騎乗予定となっており、大敗続き後にリフレッシュのため放牧した今回は絶好のねらい目といえそうです。

中山競馬場の芝コースも2戦1勝とまずまずのデータがあり、二桁着順が目立つ戦績ではありますが、フローラステークスでは14番人気で2着といった大駆けがあるだけに、人気急落となる今回は楽しみな1頭ではないでしょうか。