【アルテミスS予想2020】洋芝巧者の白毛馬ソダシ、高速馬場でも結果を残せるか?

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今週土曜日東京競馬メインレースに組まれている牝馬限定の2歳重賞・アルテミスステークスはまだまだ歴史が浅い重賞ながらG1ホースを複数輩出する出世レースの一つです。

芝1600mの東京競馬場が舞台ということもあり、先々にNHKマイルカップやオークスなど大舞台を視野に入れている陣営も多く、過去の全8開催ではリスグラシュー、ラッキーライラックといった大物を輩出しており、昨年の勝ち馬リアアメリアも先日の秋華賞で2番人気に支持されるなど、年々勝ち馬の注目度が高まってきているレースです。

今年の出走予定馬の中で注目となるのが洋芝デビューから牡馬相手の札幌2歳Sを制するなど、底知れぬ能力を感じさせるクロフネ産駒の白馬ソダシではないでしょうか。

デビューから手綱を握る吉田隼人騎手が引き続き騎乗予定となっており、吉田騎手からするとゴールドアクター以来の有力なお手馬候補だけに再度結果が欲しいところでしょう。

一方で、洋芝巧者には高速馬場に向かないというイメージもありますが、ソダシは先行力もあり、父クロフネが東京コースを得意としていたというのは魅力のある点。前走同様にレベルの高いメンバーが揃ったため人気が多少ばらければ馬券妙味もあります。

前走で破ったユーバーレーベンが戸崎騎手から柴田大知騎手に乗り替わりとなり、東京、札幌と異なる条件下で連勝を続けているウインアグライアは今年怒涛の勢いで突き進む若武者・横山武史騎手の継続騎乗となっています。

ソダシの母は交流重賞などでも人気だったブチコということで、もし芝で頭打ちになったらダートというのは想定されているところでしょうが、現状で既に収得賞金2000万ということで、オークスまでの出走はすでにレールに乗っているといえる現状。

当面の大目標は阪神ジュベナイルフィリーズとなりそうですが、洋芝以外でも結果を出すことができ、重賞連勝で挑めるかどうかが掛かる今回は要注目の一戦です。