【園田金盃2023予想】連覇かかるラッキードリームの牙城を新星が崩せるか?

中央競馬における金杯と言えば年明け最初の重賞として印象深いですが、園田競馬場で行われる園田金盃は年の瀬に組まれており、今年12月7日木曜日の開催で66回目を迎えます。

1着賞金3000万円の高額レースとなっており、兵庫競馬に所属する3歳以上の現役競走馬で、A1・A2クラス及び今年の重賞勝ち馬の中からファン投票で上位6頭に優先出走権が与えられるグランプリ的位置づけのレースでもあります。

今年は12頭が出走予定となりましたが、昨年の勝ち馬ラッキードリームが連覇をかけて今年も参戦してきました。2枠2番の好枠を引き、主戦の下原騎手が引き続き騎乗で連勝が今年も続いており、新星が牙城を崩せるのか注目です。

勢いに期待するなら1枠1番に入った3歳牝馬のスマイルミーシャで、吉村騎手とのコンビで9戦7勝2着2回とパーフェクト連対の好成績を収め、ラッキードリームが56kgを背負うのに対して53kgの斤量で出走できるのは強みとなり、世代交代の期待も高まります。

内枠に強力な2頭が入ったこともあり、外枠の8枠11番に入ったツムタイザンの人気が落ちるようなら馬券妙味がありそうです。杉浦騎手とのコンビで11勝を挙げており、まだ5歳と若いだけにこちらも勝ち負けを狙えそうです。

また、過去の勝ち馬を見るとエイシンニシバ、エイシンナセルが2020年、2021年と馬券に絡んでいるだけに、冠エイシンの馬には注目したいところで、3枠3番に入ったエイシンダンシャク、7枠9番に入ったエイシンビッグボスは上位人気勢に比べると近走着順が良くないだけに、穴馬候補として馬券検討には加えておきたいですね。