【根岸ステークス2023予想】ベスト舞台で大駆けが期待できる“穴馬”はコレだ

今週の日曜日、東京競馬場ではフェブラリーステークスの出走を狙うダート馬が集結する根岸ステークスが行われます。

ダートを9戦して一度も3着以下になったことのないレモンポップをはじめ、最近のトレンドにもなっている芝路線からダート戦に転じて3戦全て連対中のギルデッドミラーなどの新興勢力に加え、昨年の根岸ステークスの1着から3着(テイエムサウスダン、ヘリオス、タガノビューティーが揃って出走と面白いメンバーが揃いました。

その中で注目しているのは、6歳牡馬のタガノビューティーです。一見すると牝馬と思ってしまいがちな馬名ですが、切れ味鋭い差し脚が使える馬です。昨年のこのレースでも上がり最速で追い込んでの3着は、なかなかのキレっぷりでした。

関西馬ながらもこれまで全25戦中15戦を東京競馬場で走り、全6勝中5勝を東京競馬場で挙げているのですから、東京競馬場でこその馬といって間違いないでしょう。得意距離も1400~1600mなのである意味、東京競馬場ダート戦の最高峰とも言えるフェブラリーステークスこそが一番似合うであろう馬とも言えるのです。

しかし、そのフェブラリーステークスにはこれまで一度も出走できていません。昨年3着で賞金が稼げず除外対象となり、一昨年も登録はしていたものの除外濃厚ということで回避してますので、今年は3度目の正直で陣営は是が非でもフェブラリーステークスに出走したいと思っているでしょう。その思いの表れか、今回タガノビューティーは初めてブリンカーを着用。昨年があと一歩で賞金が稼げず除外となっただけにその後一歩を補うために考えに考え抜いた結果がブリンカーなのでしょう。ここは勝負です。

ということで根岸ステークスは、本気度の高いタガノビューティー陣営が、ベスト舞台と得意の差し脚で勝ちきってくれることに期待したいと思います。