99年オークス馬、ウメノファイバーが死亡

1999年のクイーンCの覇者で、同年のオークスを制したウメノファイバー(牝25)が12日、けい養先の北海道新冠町のハクレイファームで老衰のため死んだことが分かった。JRAが12日に発表した。

ウメノファイバーは1998年7月に函館の芝でデビュー。同年の京王杯3歳Sを勝利し重賞初制覇を果たすと、翌年1999年のクイーンCを制し、同年のオークスを快勝し重賞3勝を挙げた。2000年の阪神牝馬S(6着)を最後に現役を引退し、引退後は北海道新冠郡新冠町の株式会社ハクレイファームにて繁殖牝馬として繋養された。

産駒には重賞2勝馬のヴェルデグリーンや、皐月賞2着馬サンリヴァル、現在も現役の福島記念2着馬ヴァンケドミンゴといった活躍馬を輩出。ウメノファイバーは父サクラユタカオー、母ウメノローザ、母の父ノーザンディクテイターという血統。通算成績は16戦4勝。ウメノファイバー号のご冥福をお祈りします。