【秋明菊賞2018予想】アーモンドアイ半妹ユナカイトが京都初見参!

2歳牝馬グランアレグリアが次戦に朝日杯フューチュリティステークスを選んだ大きな理由が鞍上にあります。デビュー戦からルメール騎手が継続して騎乗していますが、阪神ジュベナイルフィリーズの週は香港遠征が入っているため騎乗できないということで、乗りなれた騎手でレースに臨みたいという意向のもと朝日杯FSへと切り替えたとのこと。

レイデオロの有馬記念直行も、アーモンドアイのジャパンカップ参戦でルメール騎手が確保できないという事情があるのかと思うように、今年はこういった人優先のケースが多いように見受けられます。

秋明菊賞に登録しているアーモンドアイの半妹ユナカイトもまたルメール騎手優先でローテーションを組まれているのではないかと思われます。父はロードカナロアからヨハネスブルグにかわりましたが、第2回新潟4日目6Rに組まれている芝1400mの新馬戦でデビューし2着、続くマイルの未勝利戦を勝利と姉をなぞるようなローテーションをこれまで組まれています。

今週は東京競馬場で2歳牝馬限定の500万下条件で赤松賞が開催されますが、わざわざ京都遠征の牡馬相手のレースを選んだのは鞍上のルメール騎手を確保するためではないでしょうか。特に今年のルメール騎手の戦績であれば、そのような動機づけをしたくなるのも大いに頷ける内容。

相手関係は、ききょうステークス2着のジョニーズララバイ、りんどう賞2着のローゼンクリーガー、デビュー戦楽勝で挑むレースガーデン、その他にもオープン戦で上位実績をもった強敵の揃ったレースですが、1400mはユナカイトに適した距離だと思われるだけに、三冠馬となった姉のジャパンカップ挑戦に勢いをつけるレースとなるか注目です。