岩手競馬、17~19日開催取り止め。禁止薬物検出4頭目

岩手県競馬組合(岩手競馬)に所属する競走馬3頭から禁止薬物のボルデノン(筋肉増強剤)が検出された問題により、同組合では10~12日開催予定だったレースを取りやめていた。

そして今週12日、新たに1頭からボルデノンが検出された。同日に岩手県競馬組合が明らかにした。これにより17~19日までの3日間の開催が取りやめとなり、休止期間が延長された。

なお、検出されたのはワンサイドストーリ(セ6、高橋純厩舎)で、2度目と3度目の検出も水沢競馬場の高橋純厩舎が管理する競走馬から検出されている。同厩舎は少なくとも来年1月7日までレースに競走馬を出すのを自粛する意向が伝えられ、すでに同意しているという。

現在進めている所属馬の抽出検査の結果は16日に出る見通しだが、再発防止対策等の進み具合によって中止がさらに長引く可能性もあり、レースの再開時期は未だ不明なままとなっている。