【皐月賞2024予想】ここが狙い目!条件ドンピシャのアーバンシック

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中山競馬の日曜メインはクラシック第一弾「皐月賞」が開催。今年は賞金のボーダーラインが高く、ハイレベルなメンバーが集結した印象があります。

トライアルの上位馬はもちろん注視が必要ですが、今回有力視したいのは、京成杯・2着から参戦するアーバンシックです。

1000m通過60秒7のスローペースを後ろ目から追走と展開的には不向きでしたが、直線は馬群を突いて上がり3F最速33秒9の脚で伸びて0秒1差の2着に好走。好位から抜け出した勝馬以上に強い競馬をしていたと言って良いでしょう。

何より評価したいのが2走前の百日草特別の勝ちっぷり。レースはスタートで出遅れ、直後に隣の馬に寄られる不利もあって最後方からの競馬を展開。序盤の流れは良くありませんでしたが、向正面でじわりとポジションを上げていく積極性を見せ、直線は大外に持ち出されると上がり3F最速の33秒2という驚異的な末脚を披露し、逃げ粘る逃げ馬をクビ差とらえきって快勝しました。

後半5Fが58秒6という速いラップで、前有利の展開の中ラスト3Fを加速ラップで後方から差し切ったのは能力の表れ。京成杯も前有利の展開を後方から上がり最速の末脚で2着と単純に強い競馬をしており、能力は高い1頭です。

今年は毎日杯を強い競馬で逃げ切ったメイショウタバルや前走逃げて結果を出したシリウスコルトやホウオウプロサンゲ、さらには前走捲り気味で勝利ししているサンライズアースやコスモキュランダなど、前々で競馬をしたい馬達が揃った印象です。アーバンシックは出遅れやすく不器用なタイプで、今回も控えるかたちを取る可能性は大。ある程度流れて欲しい中で、集まったメンバーはアーバンシックにとって好都合と言って良いでしょう。

トライアルの上位馬たちが揃っている今回は人気も分散されそうで、妙味のある伏兵的な立場で参戦する可能性大。絶好の狙い目として有力視してみたいと思います。