【中山グランドジャンプ2024予想】一発期待の穴馬は、豊富なスタミナが武器のワンダークローバー

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中山競馬の土曜メインは、春の障害王者決定戦「中山グランドジャンプ」が開催。12頭の少頭数となりましたが、暮れの中山大障害を制したマイネルグロンをはじめ、中山大障害組は2~6着馬が参戦とハイレベルなメンバーが集結しました。

そんな中で今回とくに有力視したいのは、前走の阪神スプリングJ・6着から巻き返しを狙うワンダークローバーです。昨年1月に障害へ転身し、2戦目で勝利してから早1年以上。未だ2勝目を挙げられていない状況ではありますが、11月の秋陽ジャンプS・3着、12月のイルミネーションJS・3着とオープン戦で上位に食い込んでいます。

前走の阪神スプリングJも後方追走から最後はあわや掲示板までというところまでは来ており、しまいの脚はなかなかのものです。スピードよりもスタミナによった血統背景で、距離延長はプラスに働きそうな気配は十分。道中スピードが求められる阪神よりも中山の方が向きそうで、舞台の条件は合っています。

レースぶりからは前が速く流れる差し有利な展開が理想といったイメージがありますが、今回は有力馬のマイネルグロンが逃げ先行をすり潰すようなことになれば展開も向いてくるでしょう。

オープンの壁に跳ね返されてきた馬でここでは格下の扱いとなりますが、今年はマイネルグロンを除けば五十歩百歩といったメンバー構成となっており、つけ入る隙は十分にあります。キレイな飛越に堅実な末脚、スタミナも十分ということで大舞台でもいきなりの激走は期待できるでしょう。