【青葉賞2024予想】最終追い切り・調教内容が高評価の馬3頭をピックアップ

ダービーへ向けたトライアル「青葉賞」へ向けて各馬が最終追い切りを終えてきました。今回は追い切り映像やタイム、1週前の内容などから総合的に好調馬を判断し、とくに評価が高かった馬を3頭ピックアップしました。

ウインマクシマム（牡3、畠山吉宏厩舎）

4/24（水）美浦・W（やや重）6F85.7－5F69.1－4F53.7－3F38.8－1F11.6（馬なり）

松岡正海騎手を背に美浦のWコースで単走。ゆったりと入ってしまい重点に追われ、ラスト1Fは11秒6をマークしてゴールしました。前進気勢が旺盛で、4コーナーをまわってくる際は引っ張りきりでしたが、直線を向いて騎手が手綱を緩めると、大きなストライドで一気に加速してと、その弾けっぷりからも馬は元気一杯といった様子。1週前も松岡騎手を背にWコースで2頭併せを行い、6F81.7-1F10.9の好時計をマークして先着。追い切りでは普段から速い時計を出してくる馬ですが、今回も1週前に5F65秒6、4F50秒8と自己ベストに迫る好時計をマークし、しまいも10秒9とラスト1F最速の時計をマーク。デビューから崩れず好調をキープしてきており、今回も引き続き高いレベルで好調をキープできている印象です。

パワーホール（牡3、昆貢厩舎）

4/24（水）栗東・CW（やや重）6F85.6－5F70.1－4F54.8－3F38.7－1F11.5（馬なり）

栗東CWコースで単走。道中はややチグハグなラップもありましたが、しまいは楽に11秒5をマークしており、最後までスピードを落とさず長い良い脚を使ったゴール。1週前はCWコースを単走で追われ、6F79.0－1F11.0の好時計をマーク。ラスト2Fは11秒4－11秒の加速ラップでまとめられており、自己ベストも3秒以上更新と一気に時計を縮めてきました。前走は逃げながらも最後は差されて3着に敗れましたが、差した馬は皐月賞1着と3着馬で、レベルの高い相手でした。積極策が最後までハマりきらなかったようにも見えますが、上がりは33秒5と優秀ですし、好気配を漂わせている今回も前目から粘り込んでくる可能性は高そうです。

アバンデル（牡3、金成貴史厩舎）

4/24（水）美浦・W（やや重）5F67.8－4F52.1－3F37.1－1F11.1（馬なり）

石橋脩騎手を背に美浦のWコースで2頭併せ。古馬1勝クラスの僚馬ガールズレジェンドを追走し、道中はキレイなラップを刻みつつ折り合いに専念。4コーナーで内から取り付いて直線序盤で並びかけると、ラスト1F11秒1の脚で伸びて併入。1週前も石橋騎手を背にWコースで同じくガールズレジェンドと併せ馬を行い、6F81.8-1F11.1の好時計をマークして併入しました。自己ベストを大幅に更新し、5F64秒9、4F50秒5と前半から良いペースで進め、しまいも強めに追われて11秒1をマークと時計は優秀です。W主体はこれまで通りですが、時計・動きともに明確にこれまで以上のパフォーマンスを見せてきています。実績面から今回は伏兵的な立場での参戦となりそうですが、追い切りの内容から本番を楽しみにしたい1頭です。