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【中京2歳ステークス2026】断然人気ジーティーマイカに死角あり?逆転候補はビスケットサンド

公開: 2026/08/30 04:00

中央競馬
【中京2歳ステークス2026】断然人気ジーティーマイカに死角あり?逆転候補はビスケットサンド

日曜の中京競馬7Rでは、芝1400mを舞台に2歳重賞・GⅢ「中京2歳ステークス」が開催。今年は9頭立ての少頭数となり、出走馬の構成もやや特殊だ。9頭のうち4頭を森厩舎の管理馬が占め、そのうち3頭が未勝利馬。一方、勝ち上がりを果たしている馬は6頭おり、各馬の実績だけでは力関係を判断しにくい組み合わせとなった。

そんなメンバーの中で、最も注目を集めるのがジーティーマイカだ。福島芝1200mの新馬戦では好位から抜け出し、後続に7馬身差をつける圧勝。1分08秒4という勝ち時計も優秀で、2歳コースレコードタイを記録した。単なるスピード任せの逃げ切りではなく、好位で流れに乗ってから直線でさらに伸びた点に価値がある。

今回は初めての芝1400mに加えて左回りも初経験となるが、前走の内容から距離延長への対応力は十分にありそうだ。引き続き松山弘平騎手が騎乗予定で、開業2年目の前川厩舎にとっては重賞初制覇の大きなチャンスとなる。新馬戦のインパクトを考えても、現時点では断然の1番人気が想定される存在だ。

ただし、人気だけで決めるのは早計。対抗候補として面白いのがビスケットサンドである。

ビスケットサンドは阪神芝1400mの新馬戦を勝利。中団のインで折り合い、直線では最速の上がりを使って抜け出すという、2歳馬とは思えないレースセンスを披露した。今回と同じ1400mを経験している点も大きな強みだ。

さらに評価したいのが、新馬戦の「その後」である。2着だったシスキンブルームをはじめ、3着ニシノフランケン、4着レゾルーティオ、6着レッドネビュラが続々と未勝利戦を突破。新馬戦で掲示板に入った馬の多くが次戦以降で勝ち上がっていることから、ビスケットサンドが相手にした組み合わせは想像以上にハイレベルだった可能性がある。

ビスケットサンド自身も3か月ぶりの実戦に向けて順調だ。1週前の栗東CWでは6F81秒8-1F11秒5をマーク。北村友一騎手も「落ち着き、前進気勢が良くなった」と評価しており、デビュー戦からの成長がうかがえる。気性面に課題を抱えていた馬が精神面で進境を見せているなら、休養明けでも侮れない。

そのビスケットサンドと新馬戦で接戦を演じたシスキンブルームもやはり警戒が必要。新馬戦ではビスケットサンドの2着だったが、続く小倉芝1200mの未勝利戦を重馬場で3馬身半差の快勝。短距離に対応できるスピードを示した。ただ、今回は再び1400mに戻る。現状では同距離で勝利実績を持つビスケットサンドのほうを上位に取りたいところだ。

今年の中京2歳ステークスは、実績だけを比較するとジーティーマイカの評価が抜けている。しかし、ビスケットサンドには「同距離の勝利」と「新馬戦のレベル」という別の強みがある。特に単勝オッズで両馬に大きな差がつくのであれば、ビスケットサンドを妙味のある存在として評価する余地は十分にある。

少頭数だからこそ、単純な人気順ではなく、どの馬がどんな相手にどんな勝ち方をしてきたのかを掘り下げたい一戦。ジーティーマイカが無傷の連勝で重賞制覇を果たすのか、それともビスケットサンドが高評価を覆して主役の座を奪うのか。2歳戦らしい勢力図の変化にも注目したい。

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