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【新潟記念2026追い切り】ゾロアストロ、休養明けでも仕上がり上々

公開: 2026/08/27 13:08

中央競馬
【新潟記念2026追い切り】ゾロアストロ、休養明けでも仕上がり上々

皐月賞12着から約4か月半ぶりの実戦となるゾロアストロ。春は皐月賞後に鼻出血が判明して日本ダービーを回避しただけに、今回は状態面が大きな焦点となる。

目を引くのは19日の1週前追い切りだ。美浦Wで6F81秒3-5F65秒2-3F36秒1-1F11秒0の好時計をマーク。古馬オープンのステレンボッシュを追走する形から、強めに追われて先着。全体をしっかり走りながら、ラスト1Fを11秒0まで伸ばした点は高く評価できる。単に速い時計を出しただけではなく、負荷のかかる併せ馬で動けていることが今回のポイントだ。

気になる最終追い切りだが、普段とは異なる美浦Pコースが舞台となった。ステレンボッシュを3~4馬身前に置いて進み、直線では内からじわじわと差を詰めていく。マークした時計は5F66秒4-4F50秒5-3F36秒3-1F11秒1。最後はある程度促される場面もあったが、ラスト1F11秒1まで伸ばした内容は上々と言えよう。

この最終追い切りで特筆したいのは、時計以上にゴール後の動き。直線でステレンボッシュとの差を詰めるだけでなく、ゴールを過ぎてからも伸び脚を見せている。宮田敬介調教師も、追うごとに動きの質が良くなり、後肢のバランスも改善していると評価。休養明けでも見た目だけでなく、中身まで整ってきたことがうかがえる。

また、当週だけで急仕上げを施したわけではない。8月23日にも美浦Wで5F68秒7-1F11秒4を記録しており、1週前から十分に負荷を積み重ねている。最終追いを軽くまとめた背景にも、すでに中間でしっかり攻めてきた経緯がある。

異例のポリトラック使用については、美浦Wコースのチップ入れ替えに伴うクモズレのリスクを避けつつ、必要な負荷をかけるための判断だ。調教内容そのものだけでなく、状態を見ながらリスクを抑えて仕上げる陣営の意図も読み取れる。

皐月賞では12着に敗れたが、今回は春とは違う状態で臨める可能性がある。新潟では未勝利戦を勝っており、宮田師も直線の長いコースの方が力を出せるとの見立てを示している。追い切りを見る限り、長期休養明けを理由に割り引く必要はなさそうだ。春からの成長と、追うごとに上向いてきた動きが実戦でどこまで結びつくかが、新潟記念での最大の見どころとなりそうだ。

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