【ブリーダーズゴールドC展望2026】秋の主役候補が集結!3歳馬ペンダントの古馬初対戦に注目
公開: 2026/08/26 12:28

今週木曜に門別競馬場で行われるのは、3歳以上牝馬限定のJpnⅢ「ブリーダーズゴールドカップ」。ダート2000mを舞台に、中央・地方の実力馬が秋の大舞台を見据えて激突する。
このレースは、秋以降の牝馬ダート路線を占ううえでも重要な一戦だ。2014年のサンビスタ、2015年のホワイトフーガは、ここを制した勢いをそのままJBCレディスクラシックにつなげた。さらに2021年のマルシュロレーヌは、ブリーダーズゴールドカップ制覇後に米国へ遠征し、BCディスタフを制覇。国内だけにとどまらず、世界へ羽ばたく馬を送り出してきた舞台でもある。
近年の傾向を見ると、過去5年の勝ち馬はいずれもJRA所属馬。地方馬にとっては高い壁となっているだけに、今回も実績上位の中央馬を中心に考えるのが基本となりそうだ。
そのなかで注目したいのが3歳馬ペンダントだ。芝中距離路線を歩んでいたが、フローラステークスで結果を残せず、ダートへ転向。初のダート重賞となった関東オークスでは、好位からスタミナを生かした立ち回りで見事に勝利した。初めての2100mにも対応した内容から、中距離ダートへの適性は十分に示されている。
ただし、今回は初めての古馬との対戦となる。3歳限定戦だった関東オークスとは相手関係が大きく変わるため、重賞勝ちの実績だけで過信はできない。それでも、ここでも通用すれば秋の牝馬ダート路線で一気に存在感を高める可能性がある。
古馬勢ではクインズショコラに注目したい。近2走はダートのオープン競走で連続連対と安定しており、牡馬相手でも大きく崩れていない。これまでは1800mを中心に使われてきたため、今回は2000mへの距離延長がポイントになる。ただ、牝馬限定戦に替わる点を考えれば、重賞でも勝ち負けに加わるだけの力は備えている。
地方勢からはゼロアワーが面白い存在だ。昨年のブリーダーズゴールドカップでは5着に健闘しており、近2走も門別ダート1800mで連続2着。相手は一気に強化されるものの、コースを熟知している地元馬という強みは大きい。門別の2000mでロスなく立ち回り、中央勢の一角を崩せるかが見どころとなる。
実績あるJRA勢が中心となる一方、3歳馬の勢いと地元勢のコース適性も無視できない。秋の大舞台へ飛躍する馬が現れるのか。今年のブリーダーズゴールドカップは、今後の牝馬ダート路線を占う意味でも見逃せない一戦となる。

