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【キーンランドC2026追い切り】充実ぶりが際立つエーティーマクフィ、昨年の雪辱へ万全の仕上がり

公開: 2026/08/20 15:46

中央競馬
【キーンランドC2026追い切り】充実ぶりが際立つエーティーマクフィ、昨年の雪辱へ万全の仕上がり

函館スプリントS・2着からキーンランドCへ駒を進めるエーティーマクフィ。7歳を迎えても衰えは感じられず、最終追い切りで充実ぶりをアピールした。調整過程を見る限り、昨年以上の状態でレースに臨めそうだ。

切れ味に衰え無し

最終追い切りは函館芝コースで単走。5F63秒6―4F48秒4―3F36秒1―1F11秒5をマークし、ゴール前では軽く気合いをつけられると鋭く加速した。強めの内容でありながら最後までスピードは衰えず、全体時計と終いの切れ味を高いレベルで両立。ラスト1F11秒5はメンバー比較でも見劣らない数字で、仕上がりの良さを十分に感じさせる内容だった。

荻野助手も追い切り後に「めっちゃ良かった。しっかり動けていたし、単走でオーバーワークにならなかったのも良かった」と満足げな表情を見せた。放牧を挟みながらも早めに函館入りし、時間をかけて調整してきた効果が、その動きにはっきり表れていた。

1週前は実戦向きの追い切りを消化

一週前追い切りでは函館ウッドコースで併せ馬を消化。稍重馬場で5F69秒4―4F53秒9―3F40秒0―1F12秒6をマークし、一杯に追われた3歳未勝利馬を0秒7追走から0秒4先着した。時計自体は派手ではないものの、追走して先着する内容は実戦的で、一週前として必要な負荷をしっかり消化した印象だ。

この一週前で心肺機能に刺激を与え、最終追い切りでは芝コースでスピードを確認する流れは理想的。富田暁騎手も「1回使ったことでさらに上向いている。今回は具合がいい」と状態面の上積みを口にしており、陣営全体から好感触が伝わってくる。

前走の函館スプリントSは前残り馬場ながら差して2着

前走の函館スプリントSも内容は濃い。スタートはやや後手を踏み、序盤は理想的な位置を取れなかったものの、道中で無理なく中団まで押し上げた。勝負どころでは外を回し過ぎずロスの少ない競馬を選択。直線ではタイミング良く進路を確保し、鋭く伸びて2着を確保した。

勝ったピューロマジックには逃げ切りを許したものの、開幕週の前残りが目立つ馬場を考えれば、差し馬としては最大限に近い内容だったと言える。洋芝適性の高さも改めて証明しており、函館芝は【2-1-0-0】、札幌は【0-2-0-2】と十分な実績があり、この舞台への適性は申し分なし。

昨年以上の上昇度

昨年のキーンランドCは7着だったが、勝ち馬との差はわずか0秒3。当時は勝負どころで進路がなく、ゴール前だけしか満足に追えない不完全燃焼の競馬だった。荻野助手も「あの時は残り100mぐらいしか競馬ができなかった。今年はスムーズなら違う」と雪辱に意欲を見せている。

今年は前走を使われたことで状態面はさらに上昇。放牧を挟みながらも余裕を持ったローテーションで調整され、追い切り内容からも前走時のデキを高いレベルで維持していることがうかがえる。

7歳という年齢だけを見ると上積みに疑問を抱く向きもあるかもしれない。しかし、今回の追い切りでは気持ちの乗り、フットワークの力強さ、終いの反応と、どれを取っても衰えを感じさせる場面はなかった。むしろ経験を積んだ今だからこその完成度の高さが目立つ。

今年のキーンランドカップは実力馬がそろう一戦となるが、追い切り内容だけを比較すればエーティーマクフィも上位評価に値する存在だ。昨年果たせなかった雪辱、そして京阪杯以来となる重賞2勝目へ向けて、態勢は万全と言っていいだろう。

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