【サンライズS予想2026】昇級初戦の2頭に注目!

5日の日曜、中山競馬のメインレースに組まれているのは、芝1200mで行われる4歳以上3勝クラスのハンデ戦「サンライズステークス」だ。登録は16頭で、全馬が出走可能となっており、混戦模様の一戦が予想される。
過去5年の傾向を見ると、2021年から2023年は別定戦で行われていたため単純比較はできないものの、先行馬が3勝、2着2回と優勢な結果を残している。また、昇級初戦の馬が2勝を挙げており、クラスが上がっても勢いを維持している馬が結果を出しやすいレースと言える。
今年の出走予定馬の中で注目したいのは、全3勝を中山競馬場の芝コースで挙げている5歳牝馬アンドアイラヴハーだ。前走は今回と同じ中山芝1200mの2勝クラスを快勝し、コース適性の高さを改めて示した。ハンデは53kgに設定されており、恵まれた斤量も追い風となる。同じく前走で中山芝1200mの2勝クラスを突破した6歳牡馬アンビバレントも有力候補だが、こちらは56kgを背負うことになり、両馬の斤量差は大きなポイントとなりそうだ。
世代別に見ると、過去5年で4歳馬が2勝、5歳馬が3勝と中心世代を形成しており、7歳以上の馬は連対すら果たせていない。前走の北陸ステークスで5着に入り、復調の兆しを見せている8歳牡馬ショウナンラスボスにとっては、厳しいデータが突きつけられる形となる。
取捨が難しい存在が、前走の醍醐ステークスで1番人気を背負いながら12着に敗れた4歳牝馬マックアルイーンだ。関西圏では大敗を喫したものの、関東圏では安定した走りを見せており、このクラスでも前々走のセプテンバーステークスで2着に入った実績がある。新馬戦から手綱を取ってきたルメール騎手から、今回は戸崎騎手への乗り替わりとなるが、舞台が再び関東に戻ることで巻き返しがあるか注目の一戦となる。

