【ジュニアC予想2026】地方から再度参戦のコスモギガンティアの巻き返しに期待!

4日から開幕となる中央競馬で、中山金杯の一つ前となる10レースには、芝1600mで行われる3歳オープンの別定リステッド競走「ジュニアカップ」が開催。登録は9頭とやや寂しい頭数だが、その中に地方競馬から川崎競馬所属のコスモギガンティアが名を連ねており、異色の存在として注目を集める。
コスモギガンティアは初の芝挑戦となったアイビーステークスでシンガリ負けを喫したものの、前走の全日本2歳優駿ではパイロマンサーを相手に5着と健闘した。再度の芝挑戦となる今回は中2週と詰めたローテーションだが、鞍上には東京大賞典で断然人気のミッキーファイトを差し切り、7番人気のディクテオンで勝利へ導いた矢野騎手が騎乗予定となっている。人気薄が想定される状況だけに、ダートで見せた地力を芝でどこまで発揮できるか、穴馬として一考の余地は十分にある。
中央馬勢では、デビュー戦となった中山芝1600mで1番人気に応えて快勝しているジーティーシンドウが中心的存在となる。前走のひいらぎ賞で2着に入ったリゾートアイランドも、芝1600mでここ2戦連続して結果を残しており、安定感は高い。さらに、早い段階からオープンクラスのメンバーと対戦してきたスターオブロンドンも軽視はできない。今回は距離延長が課題となるが、近3走はいずれも人気以上の走りを見せており、展開ひとつで上位進出が可能な存在だ。
人気面に目を向けると、過去5年の傾向では1番人気馬が2勝、2番人気馬が3勝と上位人気馬が結果を残している。一方で3番人気馬は2着1回が最高成績にとどまっており、信頼度の差は明確だ。馬券検討においては、レース当日の単勝オッズを見極めつつ、上位人気馬の中でも2番人気以内を軸に据える戦略が有効といえる。少頭数ながらも見どころの多い一戦となる。

