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【京都大賞典2025】出走予定馬の予想オッズ&過去10年のデータから読み解く傾向

2025/09/30 12:31
【京都大賞典2025】出走予定馬の予想オッズ&過去10年のデータから読み解く傾向

今週から京都競馬が開催。開幕週を飾る重賞は1着馬に天皇賞(秋)への優先出走権が与えられる一戦「京都大賞典」です。秋の中長距離G1を目指す実績馬たちがそのステップとして利用するレースということで、秋のG1戦線を占う上でも見逃せない一戦となります。今回は過去10年間のデータをもとに京都大賞典の傾向を探っていきます。

■上位人気はまずまずも、伏兵の一発に注意

人気は「1番人気」と「2番人気」が2勝ずつを挙げており、上位人気それぞれの勝率はそこまで高くありません。ただ、「1番人気」は複勝率70%と軸としての信頼度は高めです。人気薄を見ますと「6~9番人気」は2着が3回で、その3回は全て「6番人気」となっており、人気薄で狙うなら「6番人気」がデータ的には狙い目と言えそうです。波乱の頻度はそこまでですが、2019年は3連単で181万、昨年2024年も141万と超高額配当が二度も飛び出しており、波乱の度合いはかなり大きいです。買い目は増えますが、網を広めに仕掛けて勝負するのも良さそうです。

人気データ
人気 1着 2着 3着 4着以下
1番人気 2 3 2 3
2番人気 2 1 2 5
3番人気 1 1 2 6
4番人気 1 2 1 6
5番人気 1 0 2 7
6~9番人気 2 3 0 35
10番人気以下~ 1 0 1 41
オッズデータ
オッズ 1着 2着 3着 4着以下
1.0~1.9倍 1 0 0 0
2.0~2.9倍 1 0 1 4
3.0~3.9倍 1 4 0 0
4.0~4.9倍 0 0 2 4
5.0~6.9倍 1 1 1 7
7.0~9.9倍 3 1 3 8
10.0~14.9倍 0 2 2 15
15.0~19.9倍 0 2 0 4
20.0~29.9倍 1 0 0 9
30.0~49.9倍 1 0 0 13
50.0~99.9倍 1 0 0 16
100.0倍以上 0 0 1 23
馬単/3連単データ
馬単 3連単
2015 1,370 円 6,540 円
2016 1,970 円 7,400 円
2017 9,600 円 31,790 円
2018 2,400 円 19,420 円
2019 118,010 円 1,811,410 円
2020 2,590 円 17,470 円
2021 28,430 円 180,510 円
2022 2,890 円 14,890 円
2023 4,170 円 14,210 円
2024 25,550 円 1,419,720 円

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

予想オッズ
人気 馬名 予想オッズ
1 アドマイヤテラ 3.4
2 ショウナンラプンタ 4.5
3 サンライズアース 5.9
4 ドゥレッツァ 7.1
5 サブマリーナ 11.2
6 ボルドグフーシュ 17.9
7 ディープモンスター 23.4
8 プラダリア 30.1
9 ワープスピード 44.3
10 アルナシーム 54.7
11 ジューンテイク 65.8
12 サンライズソレイユ 70.8
13 ブレイヴロッカー 78.8
14 ヴェルテンベルク 87.8
15 ヴェルミセル 108.5
16 ミクソロジー 134.7
17 メイショウブレゲ 170.3
18 カネフラ 206.3
19 ニシノレヴナント 212.1

■「内枠」&「先行」がやや優勢

コースは京都の芝2400mを使用。2022年と2021年は開催がスライドした影響で阪神競馬場での開催となっているため、「枠番」と「脚質」については京都の傾向に焦点を当て、京都で開催された過去8回分のデータをまとめました。

枠は「1枠」と「4枠」が最多タイの2勝ずつを挙げており、連対数は「4枠」、3着内は「3枠」が最多となっています。極端な傾向は見られませんが、長距離戦ということで距離ロスを抑えられる内枠が好成績です。

脚質は「先行」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内も最多です。京都の2400mは最初のコーナーまでが600mと長いため、1コーナーまでには位置取りが決まってペースが落ち着く傾向があります。スローからの上がり勝負で前が粘り切りやすく、ペースによっては強い差し馬でも届かないケースがあります。こうしたコース形態も、先行が好成績を挙げている要因と一つと考えられます。 

枠番データ
枠番 1着 2着 3着 4着以下
1枠 2 1 0 7
2枠 1 0 1 9
3枠 1 1 3 7
4枠 2 2 0 8
5枠 1 1 1 9
6枠 0 1 0 13
7枠 1 1 1 13
8枠 0 1 2 15
脚質データ
脚質 1着 2着 3着 4着以下
逃げ 0 1 0 7
先行 4 4 2 19
差し 3 2 4 28
追い込み 1 1 2 25
その他 0 0 0 2

■馬体重の増減が「-3~+3kg」がやや優勢

馬体重の増減に極端な傾向は見られませんが、最多の3勝を挙げ、連対数と3着内が最多の「-3~+3kg」がやや優勢です。

馬体重増減データ
馬体重増減 1着 2着 3着 4着以下
-19~-10kg 1 0 0 5
-9~-4kg 2 0 0 13
-3~+3kg 2 4 5 27
+4~+9kg 2 3 3 23
+10~+19kg 1 1 0 11
+20kg~ 0 0 0 1
不明・初出走・未更新 0 0 0 1
今回減 3 1 1 26
同体重 0 3 2 8
今回増 5 4 5 47

■「5歳」に注目

年齢は、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内が最多の「5歳」に注目です。性別は8勝を挙げている「牡馬」が中心となります。所属は「栗東」が9勝を挙げており、関西馬が中心となります。

馬齢データ
馬齢 1着 2着 3着 4着以下
3歳 0 0 0 1
4歳 2 3 2 21
5歳 4 3 3 28
6歳 2 2 2 24
7歳 1 2 3 17
8歳以上 1 0 0 12
性別データ
性別 1着 2着 3着 4着以下
牡馬 8 9 8 81
牝馬 1 1 1 10
セン馬 1 0 1 12
所属データ
所属 1着 2着 3着 4着以下
美浦 1 1 1 13
栗東 9 9 9 89
地方 0 0 0 1
該当馬 5歳馬
  • ヴェルテンベルク
  • ヴェルミセル
  • カネフラ
  • ドゥレッツァ
  • ニシノレヴナント
  • ブレイヴロッカー

■前走レースが「宝塚記念」だった馬に注目

前走レースは、最多の4勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「宝塚記念」が参考レースとしての重要度が高そうです。前走着順は、どの着順からもまんべんなく勝ち馬が出ており、3着内に入った延べ30頭中14頭が「6着以下」だった馬でした。秋の始動戦ということで前走からの間隔があいていることも多く、前走の内容が反映されにくい部分がありそうです。前走着順については、フラットな目線で予想したいと思います。

前走レースデータ
前走レース 1着 2着 3着 4着以下
宝塚記念 4 4 6 14
天皇賞(春) 1 2 0 9
目黒記念 1 1 2 10
新潟記念 1 1 0 8
丹頂ステークス 1 0 0 7
鳴尾記念 1 0 0 1
ジューンステークス 1 0 0 0
大阪杯 0 1 0 1
ワールドオールスタージョッキーズ第2戦 0 1 0 0
マーメイドステークス 0 0 1 1
前走クラスデータ
前走クラス 1着 2着 3着 4着以下
G1 5 7 6 25
G2 1 1 2 28
G3 2 1 1 26
リステッド/オープン 1 0 0 16
3勝クラス 1 1 1 5
2勝クラス 0 0 0 1
海外 0 0 0 1
地方 0 0 0 1
前走着順データ
前走着順 1着 2着 3着 4着以下
1着 2 2 3 15
2着 2 1 0 9
3着 1 0 0 6
4着 1 0 1 6
5着 1 0 2 10
6~9着 2 7 1 24
10着以下~ 1 0 3 33
該当馬 前走が宝塚記念だった馬
  • ショウナンラプンタ(4着)
  • ドゥレッツァ(9着)
  • ボルドグフーシュ(10着)
  • プラダリア(13着)

■騎手は「川田将雅」に注目

騎手は、最多の3勝を挙げている「川田将雅」騎手に注目です。

騎手データ
騎手 1着 2着 3着 4着以下
川田将雅 3 0 0 4
武豊 2 0 0 1
池添謙一 1 1 0 8
松山弘平 1 0 0 7
北村友一 1 0 0 6
藤岡康太 1 0 0 5
坂井瑠星 1 0 0 1
浜中俊 0 4 1 3
岩田康誠 0 2 0 3
M.デムーロ 0 1 1 5
該当馬 川田将雅騎手の騎乗予定馬
  • アドマイヤテラ
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