【キーンランドC予想2026】今年は波乱の予感?本命馬の不安と穴馬の魅力を分析
公開: 2026/08/22 05:00

日曜の札幌競馬メインは、サマースプリントシリーズ第5戦となるGⅢキーンランドカップ。シリーズの行方を占う重要な一戦だけに、実績馬と上がり馬が激突する見応え十分のレースとなりそうだ。
中心となるのは、昨年の覇者パンジャタワーだ。NHKマイルカップを制した実績を持ち、その後は勝利こそないものの、海外遠征を含む4戦すべてで掲示板を確保。相手関係が強化されても大きく崩れない安定感は高く評価できる。特に終いの決め手は依然として一級品で、展開ひとつで差し切る能力はメンバー随一といえる。
一方で、不安材料もある。今回は約2か月ぶりの実戦となるが、過去に同程度の休養明けで臨んだ2戦はいずれも馬券圏外に敗れている。能力で上位なのは間違いないが、仕上がりやレース勘が結果を左右する可能性は十分にある。
対抗候補として注目したいのがエーティーマクフィだ。7歳になっても衰えは感じられず、前走の函館スプリントステークスでは力強く差し込んで2着を確保。洋芝適性の高さを改めて証明した。
札幌芝では勝利こそないものの、4戦して2着2回と安定した成績を残しており、このコースとの相性は悪くない。引き続き主戦・富田暁騎手とのコンビで挑む今回は、重賞2勝目だけでなく、サマースプリントシリーズ制覇へ向けても負けられない一戦となる。
伏兵として警戒したいのがダノンキングリーである。前走はオープン特別で60kgという酷量を背負いながら4着と健闘。能力の高さをあらためて示す内容だった。今回も池添謙一騎手が手綱を取り、得意の末脚勝負に持ち込む構えだ。
これまでスプリンターズステークスや高松宮記念といったGⅠの舞台にも挑戦してきた実力馬だが、洋芝では4戦未勝利と結果が伴っていない。しかし、差しが届く流れになれば、一気に上位へ浮上しても不思議ではない。展開が向けば最も怖い存在の一頭といえるだろう。
今年のキーンランドカップは、実績最上位のパンジャタワーに休み明けという課題があり、洋芝巧者エーティーマクフィや差し脚鋭いダノンキングリーにも十分チャンスがある。サマースプリントシリーズの行方を左右する一戦だけに、馬場状態やレースの流れまで含めた総合的な判断が馬券攻略の鍵となりそうだ。

