【注目新馬】近親に重賞馬多数の良血ビオグラフィー

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世に良血と呼ばれる馬は数多くいます。父、母自身が好成績を残している場合や、兄姉、母系の親戚などに活躍馬がいたりするとデビュー前から期待がかかることが多いです。本日、そんな要素をいくつも兼ね備えた良血馬をご紹介いたします。

シルクレーシングのロードカナロア産駒と言えばアーモンドアイを思い浮かべる方が多いかと思いますが、それに続く大物牝馬登場なるかと期待されるのが、栗東・藤岡健一厩舎所属のビオグラフィーです。

母は2004年の京都牝馬ステークスをはじめ、オープンレースも2勝しているチアズメッセージで、その兄である伯父のチアズブライトリーは七夕賞、京阪杯で重賞2勝、半兄には2016年の目黒記念を勝利したクリプトグラムのいる血統背景で、父ロードカナロア以外にも母、兄、伯父と重賞勝ち馬が揃っているハイレベルな血統背景となっています。

藤岡厩舎と牝馬の組み合わせで言えばデムーロ騎手騎乗で桜花賞を制したジュエラーがいますが、ビオグラフィーは息子の藤岡佑介騎手に任せて、今週日曜中京の芝1400mのメイクデビューに挑む予定となっています。

シルクレーシング、父ロードカナロア、母父サンデーサイレンスの牝馬と、アーモンドアイと似通った条件は揃いました。流石にあの域まで望むのは度がすぎるとは言え、今期2歳新馬戦で7連勝中のシルクレーシングにあやかり、まずはデビュー戦から注目してみたい1頭です。