JRA新潟記念(2020)は波乱必至?穴をあけるのは“あの馬”だ

荒れる夏のハンデ重賞らしく、人気サイドが非常に弱いレースという印象がある新潟記念。大穴はもちろん、穴馬が2頭絡んだりするような難易度の高いレースで、個人的には「馬連」や「ワイド」のボックスといった軸馬を決めなくていい馬券で狙いたい一戦です。

今年は期待の3歳馬のワーケアが人気を集めそうですが、札幌記念ではブラックホールが9着に大敗し、中京記念ではギルデッドミラーが6着に敗れるなどこの夏3歳馬があまり活躍できていません。今年の3歳馬に関してはまだレベルの高さは感じられていないので、ワーケアについてもハンデは軽いですが過信するのは禁物と感じます。

そんな中で今回とくに注目しているのは夏の上がり馬、サンレイポケットです。デビュー間もない頃は昇級初戦で10着に敗れ、なかなか1勝クラスを抜け出せずにいましたが秋の終わり頃からメキメキと力を付け、今年は2勝クラス、3勝クラスを順調に勝ち上がりオープン入りを果たしました。

前走のパフォーマンスから馬場は渋った方が良さそうで、新潟は最終週ですし金土が雨の予報となっているので、力の要る馬場になればサンレイポケットも力を発揮しやすくなるでしょう。2000mという距離はやや短いような気もしますが、持続的な脚と重馬場適性の高さは今の新潟にフィットしそうな気配がします。

実績を考えればそこまで人気はしなそうですが、近走の高いパフォーマンスから注目しているファンも少なくないと思います。当日の馬場の状況にも左右されますが、オッズ妙味のある1頭になると感じます。

ということで今年の新潟記念は、手広い馬券でサンレイポケットは絶対におさえておくという予想で勝負したいと思います。