【キーンランドカップ2018予想】デアレガーロ条件好転か、横山典弘で巻き返し狙う

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札幌競馬で行われるキーランドカップは、秋のスプリンターズステークスに向けた馬達の始動戦となるレースの1つで、実績馬から北海道競馬での上り馬まで、多種彩々なメンバーが揃います。

今年もフルゲート16頭立ての中、桜花賞馬で今年の高松宮杯で2着のレッツゴードンキをはじめ、同高松宮杯で3着のナックビーナス、前走同じく北海道競馬の函館スプリントステークスで2着のヒルノデイバロー、安田記念から参戦してきたキャンベルジュニアなどの古馬勢に加え、3歳馬からは、葵ステークスで末脚を発揮したトゥラヴェスーラとNHKマイル7着のダノンスマッシュがチャレンジするなど新旧揃って面白くなってきました。

そんな中で、今回注目しているのは、4歳牝馬のデアレガーロです。

デアレガーロは、前走札幌で行われたオープンのUHB賞で、単勝1.6倍の断然人気ながら4着に敗れています。ハンデ戦で斤量は53kgと恵まれたのですが、先着を許した馬は、1着のクリーンファンキーが50kg、2着3着馬も52kg、51kgとデアレガーロよりもさらに軽い馬だっただけに、ハンデ戦ならではの結果だったとも言えるでしょう。

今回、その勝ち馬クリーンファンキーが54kgでデアレガーロは同じ54kgということで、十分逆転は可能になっています。さらに、UHB賞ではテン乗りのJ.モレイラ騎手の騎乗でしたが、大外を回してだいぶ膨れながらの競馬でした。今回は鞍上が横山典騎手になるということで、狭いインをついてくることも得意な騎手なだけに前走よりも違った競馬が期待できそうです。

勝っていれば55kgだったであろう斤量も、1kg軽い54kgで他の実績馬と対戦できるのですから、条件は好転したと言って良いのではないでしょうか。別定戦であれば本来2kg差ある3歳馬との差も1kgですし、実績のある古馬とは斤量面はそこまで差はないので、古馬陣の中でも一番若く唯一の4歳馬ということで他の馬より成長度はあるでしょう。であれば、成長度で古馬実績馬達を負かしてしまうことは十分にあると考えられます。

ということで、キーンランドカップは、横山典騎手とのコンビと成長力で優るデアレガーロが
初重賞制覇を決めてくれることに期待して勝負したいと思います。