エルムステークス2017の予想!先行力のある馬を中心に勝負

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先月は真夏日が続いた北海道も、8月に入ってからは過ごしやすい日が続き厳しい暑さはお休みとなりました。馬にとっては走りやすい環境となった札幌の日曜メインはダート1700mで行われる「エルムステークス」です。

ダートの1700mという条件は番組数が少なく予想は難しくなってしまいますが、秋のG1戦線の有力馬も出てくる可能性が高い一戦なだけにしっかりと見ておく必要があります。

今回人気を集めるのは何と言っても現在3連勝中のテイエムジンソクでしょう。前走は函館ダート1700mのマリーンSを逃げ切り、ほぼ馬なりで2着馬に5馬身差をつけて圧勝。満を持しての重賞初挑戦となります。

重賞で実績のあるピオネロが対抗格の筆頭だと思いますが、「夏は格より調子」の格言を信じるなら連勝中のテイエムジンソクから買うのがセオリーと言えますね。ここは素直にこの馬を軸にして勝負したいと思います。

高低差がある程度ある函館から、ほぼ平坦でコーナーも緩い札幌に変わるのは前で競馬をするこの馬にとってはプラス。前走のマリーンSのように淀みのないペースで後続の持ち味を削ぎ、主導権を握る競馬ができれば勝ち負けできるでしょう。

同じ逃げ・先行馬を見てみますと、モンドクラッセやタマモホルンあがりがおりますが、モンドクラッセはコーナーで引き上げていくタイプで、前半の主導権争いが激しくなると厳しいでしょうし、タマモホルンは強引に行っても失速しそうですし、やはり前で競馬をする馬の中ではテイエムジンソクの信頼度が一番高そうです。

ただ、モンドクラッセは対抗馬でと考えております。ある程度のハイペースもこなせますし、前半からペースが流れるようなら控えてもOK。このメンバーなら好勝負する可能性は高いと見ております。昨年のエルムSでは3着に入着しておりますが、ややスローでしたし、今年は違った展開となりそうなのでレース経験はあれどそこまで好材料とは言えません。ただ、札幌は[3-0-1-0]と複勝圏は100%ですし、ゲートも上手く、テンの早さはここでは有力な武器となるでしょう。

穴で注目しているのがリーゼントロックです。ご存知ハマの番長こと三浦大輔オーナーが所有する馬ですね。この馬も全体的にペースが引き上がった時にこそチャンスはあると思っており、今回は展開は向きそうです。

ということで、今回は基本的には前の馬を中心に馬券を組んで勝負をしていきたいと思っております。堅めの馬券となりそうですが、傾向的にはあまり大きく荒れるレースではありませんので、買い目は少なめで絞って勝負したいと思います。それでは、皆様の馬券の健闘を祈ります!