【凱旋門賞2021予想】上位勢大混戦!鞍上への期待感から狙いたい1頭とは?

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今週日曜日は日本ではスプリンターズSが開催されますが、遠くフランスのロンシャン競馬場では、日本馬悲願と言われながら高い壁に跳ね返され続けているG1・凱旋門賞が行われます。

直前でディープボンドがクリスチャン・デムーロ騎手からバルバローザ騎手に乗り替わりとなるなど、契約が最優先となる欧州ならではの動きもありましたが、日本からはステップレースのフォワ賞を逃げ切り勝ちで勝利のディープボンド、グランプリホースのクロノジェネシスが参戦を予定しており、いずれも前走1着からの参戦で今年こそ勝利なるか注目となっています。。

3歳牡馬勢からはアップルビー厩舎からアダイヤー、ハリケーンレーンと有力視されるフランケル産駒2頭が出走を予定しており、3歳馬有利の傾向からもこの2頭は強力なライバルとなりそうですが、今回狙ってみたいのは3歳馬でも日本馬でもない、5歳牡馬のブルームです。

騎乗するのは武豊騎手で、昨年は渡欧しながらも無念の出走回避で参戦がかなわなかった凱旋門賞の舞台に帰ってきました。

夏の大一番であるキングジョージでは出遅れもあって思うような先行策が取りにくい展開の中4着に粘りこんでおり、前走のフォワ賞ではディープボンドは捕まえきれなかったものの2着と安定感ある走りを見せており、実績こそ他より劣るもののノーチャンスではない1頭といえます。

またこのレースの勝ち方をよく知っており適性の高い馬たちを多く参戦させているアイルランドのオブライエン厩舎の管理馬であることも強調材料と言えそうです。

スノーフォールを追加登録しておりこちらはディープインパクト産駒、かつ3歳牝馬で55kgの斤量も魅力。また鞍上も日本でおなじみのライアン・ムーア騎手ということで、日本の競馬ファンとしては応援したい1頭ではありますが、長年に渡りアメリカやヨーロッパ遠征を続け、50歳を過ぎてもまだまだ輝きを見せている武豊騎手にも、そろそろ悲願達成を期待したいところで、大混戦で馬券検討は悩ましいものの、応援したい一頭ですね。