2歳女王を決める一戦「阪神ジュベナイルフィリーズ」がいよいよ開催です。数々の名牝を生んできた暮れの阪神の名物競走、果たして今年はどの馬が女王に輝くのか？ 今回は過去10年間のデータをもとに阪神ジュベナイルフィリーズの傾向を探っていきたいと思います。

■上位人気が堅実

「1番人気」は最多の4勝を挙げており、連対数は「2番人気」と最多タイで、3着内の回数が最多となっております。勝ち馬は10頭全てが「5番人気以内」となっており、上位人気は堅実です。2012年に304万円の高額配当が飛び出す大波乱がありましたが、波乱の頻度は低めで、基本的には堅実決着傾向が強い一戦です。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「外枠」＆「差し」が好成績

コースは阪神競馬場の芝1600mを使用。枠番は「1枠」が最多の3勝を挙げており、勝率（15.0％）がトップです。「1枠」の成績は良いですが、「2～3枠」からは勝ち馬が出ておらず、1枠以外の内枠はやや不振気味です。逆に「6～8枠」が2勝ずつを挙げており、外枠は全体的に好走しております。

脚質は「差し」が最多の7勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。好走率においても、「差し」が勝率（8.8%）・連対率（15.0%）・複勝率（23.8%）の全てにおいてトップとなっており、好成績です。

■馬体重の増減が「-3～+3kg」だった馬に注目

馬体重は、最多の6勝を挙げている「-3～+3kg」に注目です。

■前走レースが「アルテミスS」だった馬に注目

前走レースは、2勝を挙げ、連対数と3着内の回数が最多の「アルテミスS」に注目です。前走着順は、最多の8勝を挙げている「1着」に注目です。また、勝ち馬は全て前走「2着以内」に入着していた馬でした。

■騎手は「福永祐一」に注目

騎手は、今年騎乗予定がある騎手の中で唯一2勝を挙げている「福永祐一」騎手に注目です。