【コスモス賞2020予想】未勝利カランドゥーラ、2歳オープンへ強気の挑戦

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この時期ならではとも言える登録から注目してみたいのが、土曜札幌10レースに組まれている2歳オープンのコスモス賞に出走するカランドゥーラです。

フルゲート14頭に対して登録8頭、うち4頭が地元ホッカイドウ競馬からの参戦ということで、人気こそ中央勢に偏りそうですが、カランドゥーラは唯一未勝利での出走となっています。

美浦・藤沢厩舎の管理馬で、エアグルーヴを祖母に持つ良血馬です。半兄ランフォザローゼス、半姉レッドルレーヴと同厩となり、定年も間近となった藤沢調教師としても残り少ないクラシック挑戦へ何とか軌道に乗せたいところでしょう。

今回の対戦相手を見ると、デビュー戦勝利のウインアグライアや、芝1800mを勝ち上がってきたコスモアシュラ、リーブラテソーロなどの中央勢と比べるとやはり実績では劣りますが、鞍上にはルメール騎手を確保しており、人気は集める可能性があります。

過去5年のデータでは、2015年に7番人気のラブアンドポップが勝利しているものの、その後は1番人気が3勝、3番人気が1勝という堅い決着の多いレースとなっており、上位人気の未勝利馬がどういった結果を見せるか注目が集まります。

2017年の勝ち馬ステルヴィオはその後朝日杯FS2着をはじめ、マイルチャンピオンシップ制覇とG1馬まで上り詰めているだけに少頭数かつ馬券検討では堅めの予想が求められるレースになりそうですが、未勝利馬カランドゥーラの強気の挑戦が実を結ぶかどうか、楽しみなレースとなりそうですね。