今週末から小倉競馬が開催されます。夏の小倉の開幕を飾るのは障害G3の「小倉サマージャンプ」です。障害コース及び襷コースを使用して行われるレースで、夏の障害重賞路線の第1戦ということもあり注目の一戦です。今回は過去10年間のデータをもとに小倉サマージャンプの傾向を探っていきたいと思います。

■「1番人気」は複勝率80%、上位人気が堅実

人気は「1番人気」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。また、勝率（40％）、連対率（70%）、複勝率（80%）も全てトップとなっており、好成績です。「2・3番人気」の複勝率も高く、上位人気は堅実です。穴馬の激走は少ないですが、1～3着に1回ずつ入着している「10番人気」だけが好成績を挙げており要注意です。

予想オッズ

下記の予想オッズは登録馬の独自予想オッズになります。正式オッズは馬券発売後に随時公開されますので、必ず主催者発表のものと照合しご確認ください。

■「内枠」＆「逃げ馬」が好成績

コースは小倉競馬場の障害3390mを使用。枠番は、「2枠」が勝率（20%）トップで、「3枠」が連対率（37.5%）と複勝率（37.5%）がトップです。「7・8枠」は連対数が1頭のみとなっており、内枠有利・外枠不利の傾向が出ております。

脚質は、「逃げ馬」が勝率（31.3%）と連対率（43.8%）がトップで、「先行馬」が複勝率（58.6%）がトップとなっております。逃げ・先行が中心のレースで、とくに逃げ馬の好走率が高くなっております。

■馬体重の増減は「-3～+3kg」に注目

馬体重の増減は、最多の6勝を挙げ、連対数と3着内の回数も最多の「-3～+3kg」に注目。

■「7歳馬」が好成績

年齢は、「7歳馬」が最多の4勝を挙げており、3着内の回数も最多です。また、勝率（16%）、連対率（24%）、複勝率（40%）の全てがトップです。性別は、牝馬の出走は少なく、「牡馬」が中心となります。所属は、出走馬のほとんど関西馬のため「栗東」が中心となります。

■前走が「障害・オープン」で「3着以上」の馬に注目

前走レースは、「障害・オープン」が最多の4勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。前走着順は、「1着馬」が最多の5勝を挙げており、連対数と3着内の回数も最多です。勝ち馬は10頭中8頭が前走で「3着以上」だった馬でした。

■騎手は「高田潤」騎手が好成績

騎手は、「高田潤」騎手が勝利数・連対数・3着内の回数が最多で、勝率（40％）と連対率（50%）もトップです。

※現役騎手のみを表示しております。