【スワンS予想2022】メイショウミモザ条件好転、池添騎手と再タッグ&斤量減で一変期待

今週の土曜日、阪神競馬場では1400mのG2スワンステークスが行われます。例年だとマイルチャンピオンシップを狙うマイラーがトライアルとして臨んでくるケースが多かったレースですが、近年は他路線組も多くなり特にスプリンターズステークス組の挑戦が増えてきている印象もあります。

今年もスプリンターズステークス組3頭を含めて、前走1200m6頭、1400m、1600mのマイル組が8頭、そして1800m以上組も4頭と、多種多様なメンバーが18頭のフルゲート出走してきました。

この大混戦大難解なレースで注目しているのは、前走スプリンターズステークスで12着だったメイショウミモザです。メイショウミモザは、ここ4走連続で二桁着順と精彩を欠いています。それでも前走のスプリンターズステークスの直線では見せ場も作れましたし、阪神1600mのG2阪神牝馬ステークスを勝利している実績もここではアドバンテージ。さらに今回は斤量54kgと軽ハンデで臨める点も好材料です。

これまでメイショウミモザはキャリア5勝。そのいずれもが斤量54kg以下でした。2着は3回ですが、それも全て斤量54kg以下です。それに対して、ここ4走の二桁着順の斤量が全て55kg以上なので、いわゆる「カンカン泣き」のタイプでしょう。前走から1kg減と大幅な斤量減とは言えませんが、メンバーレベルも下るここは一気に競馬もしやすくなるはずです。

また、今回は鞍上が9走ぶりに池添騎手へ乗り替わりとなります。メイショウミモザと池添騎手は実はデビュー戦からのコンビで、全30走中15走もコンビを組んでいます。JRAのどの騎手よりもメイショウミモザのことをよく知っている騎手とのコンビ復活は期待度を高めます。池添騎手は母のメイショウベルーガでG2を2勝、兄のメイショウテンゲンでもG2を1勝しており、一族との相性は抜群。メイショウミモザとのコンビでG2を勝ってもおかしくないだけの歴史があります。

ということで今年のスワンステークスは、たかが1kgされど1kg減が大きいメイショウミモザが、自信の事も一族のことを一番よく知っている池添騎手とのコンビであっと驚く大変身を魅せてくれることに期待して応援したいと思います。