評判馬多数登場!レベルの高いOP特別・野路菊S考察

今年開催された新馬戦では、7月16日のメイクデビュー中京・芝2000mが最もハイレベルだったのではないかと個人的に見ています。3着馬を大きく引き離してヘンリーバローズ・ワグネリアンの評判馬同士のマッチレースとなったレースでした。

その時の勝ち馬ワグネリアンが、今週の土曜阪神9レース・野路菊ステークスに登録してきました。鞍上はデビュー戦に引き続き福永騎手が継続騎乗。対するライバルには札幌2歳Sで2番人気ながらも思ったような位置取りで競馬が出来ず消化不良に終わったクリノクーニング、安定感抜群のノヴェリスト産駒・ニシノベースマン。そして武豊騎手騎乗のミッキーマインドあたりでしょう。

過去5年のデータからは1番人気馬が全て3着以内と安定感を見せており、逆らいづらい堅いレースとなっています。また、ディロスもルメール騎手騎乗で人気が予想されますが、関東馬が連対まで届いていないことを考えると危ない人気馬となるかもしれません。ディープインパクト、オルフェーヴルの三冠馬の産駒が人気を分け合う形になりそうな今年の野路菊ステークス。新種牡馬ノヴェリストが割って入るか、ステイゴールドがまだ譲らないか、評判馬の集うオープンとなり、楽しみな一戦です。